乗ってみたすぎるハイスペック電動スケボー!しかもスマホの充電までできるとか

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2015年04月18日 20:30  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

最近街でもよく見かけることが多くなったスケートボード。スニーカーブームとも相まって、80〜90年代のストリートシーンを彷彿とさせるブームの兆しをみせている。

そんなスケートボードがカルチャーだけでなく“移動手段”としてさらなる発展をみせるかもしれないマシンが登場した。

その名も『Bolt』。電力の供給まで可能な小型の電動スケートボードである。

ユーザー目線を大事にした乗り物

『Bolt』には電源バッテリーが組み込まれており、スケートボード型をした電動自転車ともとらえられる。このプロダクトがスゴイのは、ひたすら“移動するユーザー”のためを思って開発されてることである。

まず、バッテリーを使って時速21キロメートルの速度で舗装された道を走ることができ、これは自転車などと同等のスピードである。乗っている人の重さなどにも影響してくるだろうが、1回の充電(60〜90分)で10キロメートルの距離を走れるというから、なかなかのものだ。

Bolt05

大きさは60×25×10.5センチメートルで、走れない場所での携帯性などが考慮されている。また重さも4キログラムほどで近所へ行く買い物などはもちろん、旅行先での移動手段としても頼れる可能性も秘めている。

Bolt04

さらにスマホのアプリを使って内蔵されているLEDの点灯が可能で、夜道ですら走ることを想定している。

Bolt02

なにより嬉しいのが、なぜかバッテリーにUSBポートがついていることだ。5,000mAのリポバッテリーにUSBケーブルをつなぐことよって、スマートフォンはもちろん、ポータブルゲームなども移動しながら充電できる。

Bolt03

このようにひたすら“移動すること”に重きを置かれている。クラウドファンディングの『Indiegogo』では早くも話題沸騰中で、目標額となる5万ドルを突破。ちなみに1台699ドルで『Bolt』を購入することができる。

日本での利用は難しいか

ただし日本で使用する際にはかなり使用用途は限られると考えられる。

なぜならば、日本の道路交通法の第76条における『道路における禁止行為』として「交通のひんぱんな道路における禁止の行為」として抵触する可能性があるからだ。この法律はあくまで“球技やローラー・スケート”を想定されているが、道路などで頻繁に利用するのは危険であることは間違いはない。

さらにペダルをこぐ必要のない電動自転車を操縦することは、整備不良違反や無免許運転罪などにも該当する可能性があり、これらを鑑みると私有地内での利用などに限られ、セグウェイなどと同じような道のりになってしまう可能性があるだろう。

これからも続々とこのような“発明”は出てくるであろう。プロダクトアイデアだけでなく、各国の道路交通法などまで踏み込んだ一作を待ちたいところである。

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