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スマートフォンの使い道が増えるに従って減っていくものはなーんだ?
はい、正解。バッテリーの残量だ。
スマートフォンが多機能になり、便利になればなるほど、使い方が濃くなって、バッテリーの残量は驚くほど速く減少していく。そのため、様々なモバイルバッテリーが登場し、スマートフォンを使いこなしている人ほど、モバイルバッテリーを別途持ち歩く必要が生じている。
しかし、モバイルバッテリーは不便だ。おまけに持ち忘れることもあり得る。そして、スマートフォンのバッテリーが切れて、途方に暮れて空を見上げれば、そこには燦燦と輝く太陽が……。
そうだ、スマートフォンが太陽光発電できれば便利じゃないか!ということで登場したのが『JUSE』。『JUSE』は太陽光で発電できる、スマートフォンのケースである。
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太陽光発電を続けるスマホケース
スマートフォンの普及は著しい。世界中のスマートフォンユーザーが毎日の様にバッテリー切れを恐れて、機会を見つけてはせっせとケーブルを繋いで充電している。
面倒だし世界中のエネルギーコストもバカにならないだろう。そこで、各スマートフォンが自分で太陽光発電すれば便利だと開発されたのが『JUSE』だ。
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『JUSE』はスマートフォンのケースだが、太陽光発電ができ、ナノバッテリーに電気を蓄積し、必要に応じてスマートフォンに充電してくれる。つまり、光りが有れば、バッテリー切れを心配しなくてもよくなるのだ。
『JUSE』を使うのに、面倒なコードはいらない。『JUSE』をスマートフォンのケースとして使用していれば、内蔵コネクタでスマートフォン本体に充電してくれるからだ。
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『JUSE』は光電池(PVC)が搭載されており、従来の2〜3倍の速さで電気をため込むという。内蔵バッテリーは1,550mAhだ。直接太陽光を受けられない様なオフィスでも発電できるとのことなので、デスクワーク中にスマートフォンを『JUSE』側を上にしてデスクに置いておけば発電を続けてくれる。
そして蓄積された電気は、『JUSE』のパワー管理システムによって、スマートフォン側が必要としたときに、スマートフォンに充電される。
![パワー管理システム](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/04/75106e5c00826651fdc6fbac5f43caad.jpg)
既にiPhone 5S、iPhone 6、iPhone 6 Plus、Galaxy Note 4、Galaxy S5に対応した『JUSE』が用意されている。
![JUSEラインナップ](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/04/ba06183e6ba2f58f77991744e7d91e09-690x388.jpg)
モバイルバッテリーから開放される日
『JUSE』を開発したのはサンフランシスコのスタートアップ企業JUSEで、クラウドファンディングの『Indiegogo』で資金調達したところ、157%の達成率で成功している。
プロジェクトが順調に進めば、2015年8月ころから出荷される見込みだ。モバイルバッテリーやケーブルを持ち歩かなくても、光りさえあれば発電を続けるスマートフォンのケースがあれば、ヘビーユーザーでもバッテリー切れの悪夢から解放されるか日がやってくる。
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