「頭痛ダイアリー」で自分の頭痛を知ろう!

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2015年04月21日 12:30  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

日本頭痛学会がおススメする「頭痛ダイアリー」

 いつ起こるかわらない頭痛。気圧の変化だったり、急にまぶしい光を浴びた時だったり・・・頭痛の要因は人それぞれです。その傾向を把握することは、頭痛治療の第一歩と言えます。日本頭痛学会は、「頭痛ダイアリー」を付けることをおススメしています。

 頭痛が起こった日時や症状を記録しましょう。症状は、脈打つような、締め付けられるようななど、どのような痛みなのか、どれくらい続いたのか、吐き気や光・音・匂いなどが気になったことがあるかなどを記録します。また薬を飲んだかどうかを記録すると、どんなときに、どのような頭痛に悩まされるかがわかり、治療を行う先生にも頭痛の情報が正しく伝わるといいます。

「頭痛ダイアリー」はどうやってつけたらいいの?

 では、具体的にはどのように記録をつければよいのでしょうか。日本頭痛学会によると頭痛ダイアリーの記載方法には「5つのキーポイント」があるそうです。

1. 1枚が4週間の記録となっており、月曜日からスタートします。頭痛が起こった日付を入れてください。
2. 月経期間に線を引いてください。
3. 1マスが1日で、午前・午後・夜に分けてあります。頭痛の起こった時間帯に合わせて、頭痛の程度を3段階(重度 +++・中等度++・軽度+)で記載し、下段に使用した薬剤名と効果(効いたかどうか)を記載してください。効いた場合は薬剤名の略称を○、やや効いたら△で囲んでください。
4. 影響度のところへは日常生活にどれくらい影響があったかを3段階で記載してください。
5. MEMOの欄にはずきんずきんとした痛みかどうか、光や音に過敏になったか、吐きけがあったか、などを記載してみてください。頭痛を引き起こしたと考えられること、たとえばイベント、外出、天気、寝すぎ、など気がついたことを書いてください。

(日本頭痛学会 頭痛ダイアリーで頭痛を攻略より)

 紙の頭痛ダイアリー以外にも、今ではスマートフォンの頭痛記録用アプリケーションが登場するなど、以前に比べ記録がつけやすくなっています。頭痛ダイアリーやアプリケーションで、改めてご自身の頭痛と向かい合ってみてはいかがでしょうか。(QLife編集部)

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