Apple WatchにはApple純正で様々なバンドが用意されている。素材も柄も機構もバリエーションがあり、悩みまくっている人も多いだろう。
特にミラネーゼループなどはマグネット式でフィット感が素晴らしいのではないかと注目されている。しかし、これらのバリエーションの中には自分の好みがない、あるいは値段が高すぎる、他の人と被るのはちょっと、という人達のニーズは必ずあるだろう。
それを見越して、Apple Watchの発売開始前からサードパーティー製のバンドやアダプタが登場してきている。今回はそれらの一部を紹介したい。
『Adappt』
バンド選びの範囲を一気に広げてくれるのが『Adappt』だ。
Apple Watchのバンド部分にスライドさせて取り付けることで、無数にある市販の時計バンドを取り付けられるようにするアダプターだ。
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これならばかなり広い範囲から選んだ自分好みのバンドを取り付けることができるであろう。
素材もApple Watchに合わせて酸化アルミニウム・ステンレス・金メッキスチールから選べるし、サイズも2サイズ用意されている。
『Adappt』は現在クラウドファンディングの『Indiegogo』で資金調達中である。
『Click』
こちらも前述の『Adappt』同様、Apple Watchのバンド部分にスライドさせて取り付けるアダプターで、市販のバンドを自由に選ぶことができるようになる。
アルミ製のシルバーとブラックがそれぞれ38mmと42mm用が用意されている。
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こちらは既に、予約販売を開始している。
『Reserve Strap』
『Reserve Strap』はデザインではなく、Apple Watchのバッテリー持続時間の短さに着目したバンドだ。Apple Watchを腕にはめたまま充電することができる。
バンド部分はシリコン製で、バッテリーは400mAhのリチウムイオンポリマー電池を内蔵している。『Reserve Strap』を使用すれば、Apple Watchのバッテリー持続時間を125%延長できるという。まだ開発段階のようだが、既に予約販売を開始している。
[vimeo 109744025 w=640 h=360]
『Epik Apple Watch Kit』
『Epik Apple Watch Kit』はApple Watchの保護ケースだ。
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スマートフォンだって保護ケースに入れて使うのだから、Apple Watchだって保護ケースに入れて使ってもおかしくはない、という発想か。ただ、Apple Watchが高額製品であることを考えると、できるだけ本体にダメージを与えたくない、あるいは汗で汚したくない、という人も多いかもしれない。
また、ケースを使用することで、見た目が人とは違ったApple Watchにも変わる。やや頑丈そうな印象になる。
『Casetify』
さて、最後に紹介するのは、どうしても、もっとオリジナルなバンドを使用したい、という人の為の、Apple Watchのバンドをカスタマイズするサービス『Casetify』だ。
instagramやFacebookなどのサービスから好きな写真を選び、フィルターをかけたり、複数のレイアウトから好みのものを選んでバンドをデザインできる。
さすがにこのサービスを利用したバンドであれば、十分にオリジナリティーをアピールすることができるだろう。以上、Apple Watchのバンドについて、いくつか紹介したが、満足できそうな製品はあっただろうか。
今後も、様々な製品やサービスが登場すると考えられるので、バンドにこだわりたい人は、要チェックだ。