今年の花粉症の飛散は短期集中型だった!例年より1週間も早くシーズン終了

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2015年04月24日 12:40  QLife(キューライフ)

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去年より25日も短かった今年の花粉症シーズン

 毎年、春に花粉症に悩まされる多くの人にとって気になるのは、「今年の花粉症シーズンはいつ終わるの?」ということ。そんな人たちに朗報です!今年は例年より1週間も早く、花粉の飛散期間が終わる見込みと、株式会社ウェザーニュースが発表しました。

 ウェザーニュースによると、4月後半は、まだ一時的な寒さはあるものの、平年より暖かい日が多くなる予想。あわせて、これまでの暖かさが影響し、平年(2008〜2014年の平均)より早くスギ・ヒノキ花粉シーズンが終わるとのことです。

 現在、スギ花粉の飛散は次第に減少しており、ヒノキ花粉も4月末〜5月初めを目処に終了する見通しです。関東では、飛散開始が昨シーズンより約2週間以上遅かったにも関わらず、飛散終了は約1週間早くなる予想。花粉が飛んでいる時期が昨シーズンより約25日も短い短期集中型となる見込みとしています。

飛散量は関東などで1.5〜2.5倍に

 短期集中型だった今年、飛散量はどうだったのでしょうか。関東〜東海では、昨シーズンの1.5〜2.5倍と多かったものの、西日本を中心とした地域では昨シーズンより少なかったようです。四国や九州では当初予想よりさらに少なく、昨シーズンの4割程度の飛散量にとどまりました。

 一方、北海道ではこの時期からシラカバ花粉の飛散が始まります。ピークは5月中旬と平年並の予想です。ただし、4月下旬〜5月上旬の暖かさ次第では、ピークが早まる可能性も。花粉飛散量は昨シーズンと同程度とのことです。

 ウェザーニュースによると、今年の花粉シーズンは、関東・中部・近畿で飛散量が昨年よりも増えているにも関わらず、非常にツライと感じている人はそれほど多くなかったようです。その理由として、花粉が飛び始めるのが遅かったため、2月前半までにバッチリ対策した人が多かった可能性があるとのこと。やはり、飛び始める前の対策が大切なのですね。(林 渉和子)

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