「ディズニー」が開発したスマホに物理インターフェースを足す方法が斬新

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2015年04月27日 07:30  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

“ディズニー”と聞いて思い浮かべることが何だろうか。ディズニーランドなどのテーマパークや映画、あるいはウォルト・ディズニーといった連想はすぐに思い浮かぶだろう。

しかし“ウェアラブルデバイス”という連想をされた方はいないのではないだろうか。実は今ディズニーでも積極的に開発されているのが、ジェスチャーや人体のモーションにあわせて動くデバイスなのである。

スマホに人間の手の感覚を加える

ディズニーと米国のカーネギーメロン大学が共同で発表した『Acoustruments』は人間のモーションに合わせて動くインタラクティブデバイスである。

今回発表されたデバイスは3つ。まず1つ目は『SMART CASE』はスマホとつなげることによって、“指が握りしめた”動作をスマホ側が検知してメッセージをだすことができる。

次の『INTERACTIVE DOLL』は花を渡したり、お腹の部分を触ることで喜んだり、頭に触ると怒るといった感情を表してくれる人形だ。

そして最後の『TOY CAR』は専用のケースに入れてスマホを動かすと画面の中の車も、スマホの動きに合わせて曲がったり進んだりするデバイスである。


動画を別画面で再生する

まだまだプロトタイプの状態であることには間違いはないが、このように人の動きとデバイスが連動するような動きは、テーマパークでも存分に活かせるように思える。たとえばアクション系のアトラクションでスマホを使って人と一緒になって闘ったり、謎解きをするなどの要素にも活かされることであろう。

ディズニーなどのエンターテイメント業界が、ウェアラブルデバイスを考えはじめると、この分野はギークのものだけでなく、確実にマスへの認知がひろまっていくであろう。今後も動向が見逃せないところだ。

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