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なぜ母親なら“くだらない集まり”に出られるのか

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2015年04月28日 10:01  MAMApicks

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MAMApicks

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PTAって現状、お母さんばかりでやっているところが多いですよね。
会長など一部の役員だけが父親で、あとの9割の活動は母親が担っている。そういう昔ながらの性別役割分担が、まだまだ残っている世界です。

「男女共同参画」「女性が輝くなんとか」など盛んに言われていますが、実際は相変わらず、「子育てに関することはお母さんがやるのが当然」とされているのです。

おっかしいですよねー!

ここまでは、ほとんどの方が賛同してくれるのですが。今日の本題は、この先です。

「じゃ、お父さんをどんどん参加させましょう!」と言うと、なぜか「それは無理」と答えるお母さんが多いのです。

これは一体、なんなのでしょうか? なんで無理??


たとえば先日、筆者はある雑誌でPTA経験者の母親たちにアンケートを行いました。
そこで「父親のPTA参加をどう思うか」と尋ねたところ、9割の人が「賛成」と答え、「反対」と答えた人は、わずか1割程度。圧倒的多数の母親が、「父親もPTAに参加すべきだ」と考えているのです。

が、それなのに。

コメント欄を見ると、「実際は無理」という声がとても多いのです。
「PTAに父親が参加するのは賛成だけど、“現実的にはあり得ない”」とおっしゃる。
理由は、こんな感じです

・平日日中に活動しているから、会社を休んで参加するのは、無理
・うちのダンナは、お母さんのなかに入ってもうまく話せないから、無理
・うちの夫は空気を読めないので、周りが迷惑するから、無理
・あんなくだらない集まりに出たら、うちの夫は絶対我慢できないと思うから、無理

えーーー、なにそれ? なんでそうなるの?

だっていまは、母親だって平日日中に働いているではないですか。
フルタイムでお勤めのお母さんも、会社を休んでPTAをやっているでしょう。
だったら、お父さんだってできないはずがありません。会社を抜け出す肩身の狭さは、母親たちだって感じています。

「男のほうが、もっと肩身が狭い」という声もありますが、それホント? そんなのどうやって比べるんでしょうか。個々人の感じ方ですから、比較はできないと思います。

「父親は母親の輪に入りづらい」という声もよく聞きますが、母親同士のコミュニケーションが苦手なお母さんだって、実際はけっこういます。でもそういう人も、それなりになんとかやっている。というか、やらざるを得ません。お父さんだって、やれますよ。

逆に、「お父さんのほうが社交が得意」というごフウフだって、なかにはあるはずです。

また、「ダンナが我慢できないほど、くだらない集まり」だと思うなら、なぜそれに自分が出ようと思うのか? あなたはダンナよりもくだらない人間なんですか? そんなことは、けっしてないはずです。

うーん、やっぱり、おかしいと思うんですよ。
母親たちはなぜ、PTAを、あるいは子育てを、父親にやらせようとしないのでしょうか。
それらを手放すまいとしているように見えるのですが、それはなぜなのでしょうか。

筆者なりに、考えてみました。

●理由その1、「慣れ」。
子育てというものが長いこと女だけに課せられてきたため、それに慣れすぎてしまっているから。頭では違う形にしようと思っても、心情的に、感覚的に、受け容れられないのかもしれません。

●その2、「めんどう」。
女同士のコミュニケーションのほうが慣れているので、お父さんが入ってくると気を遣ってめんどうだから。説明しなくて済んでいたことを説明しなくてはいけなくなるのが、厄介に感じられるのでしょうか。

●その3、「恐れ」。
いままで女に課せられてきた「育児」を手放したら、今度は逆に、男たちが課せられてきたものを引き受けざるを得なくなるから。ざっくり言うと「稼ぎ」です。それを引き受けるのを、無意識に恐れている可能性もあります。

的外れな推測だったらゴメンなさい。人によっても理由は違うかもしれません。
しかしいずれにせよ、「父親のPTA参加は、現実には無理」と答えたお母さん一人ひとりが、「なんで無理と思うのか? 本当に、無理なのか?」と自分に問い掛けてもらえたら、何かちょっと変わるんじゃないのか。そんなことを思っています。

大塚 玲子
編集者&ライター。都内の編集プロダクションや出版社に勤めたのち、妊娠を機にフリーとなる。以来、書籍やムックの企画・編集・執筆などを行い、2014年からはWeb媒体にデビュー。結婚、離婚や子ども、家族をテーマにした仕事を数多く手がける。

このニュースに関するつぶやき

  • 障碍者の施設の親の会の集まりですが、ある意味、障碍者のPTAみたいなもの。でも会長はじめ執行部は男性が多く、ほかの父親の出席率も多いです。子供のためにすることに父親も母親も区別する必要はない。
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