ベッドやソファでスマホいじりをしながらウトウト……翌朝目が覚め、スマホのバッテリーがないことに気づき慌ててケーブルをつなぎ直す経験を持つ方も多いのではないだろうか。それはおそらくケーブルの位置が悪いのだ。
中途半端な長さのケーブルを使っていると、ソファから転げ落ちてしまうだろうし、ベッドから放りだされてしまうかもしれない。リラックス状態の時ほどケガの心配もあるだろう。そのようなリスクを解決するデバイスが『Couchlet』だ。
リラックス空間に電源を外付け
『Couchlet』はベッドサイドやソファのクッションの間にスマホ用の電源ケーブルを追加できるいわば延長コードの役割を果たす。
冒頭でもお伝えした通り、ベッドやソファと電源までの距離が遠いと無理につなごうとして下の画像のような姿勢になってしまう。
2つのUSBポートを持ち、『Couchlet』を壁にある電源から電力を供給するための6フィート(約180cm)のケーブルが付属されている。
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特徴的なのは、くさび形の形状だ。折りたたみ式のアームを持ち、閉じていればソファのアームレストの間にも差せるし、開けばベッドのマットレスの間にも挿すことができる。
設置することで、リラックスしながらバッテリーの残量を気にすることなくスマホを利用できる環境が整うだろう。
『Couchlet』は現在クラウドファンディングの『Indiegogo』で資金調達中。『Indiegogo』用の特別キャンペーンとして16ドル(国際送料+3ドル)で一つ購入する権利が付与される。納期は2015年12月を予定しているとのこと。割とお手頃な価格なので、何本か買って家の中を『Couchlet』だらけにすることも可能だ。
テクノロジーが生み出す怠惰
先日『FUTURUS』でも紹介した『人をダメにするソファを“もっとダメにする”最終形アプリ』という記事でも紹介した。これは以前よりインターネットなどで、“リラックスしすぎる”などの評判で話題になった無印良品のクッションとそのその専用アプリの話であった。
こうしたテクノロジーの発達は、人間の怠惰さを助長していくことであろう。テクノロジーによって空いた時間をどう活用するのか。それがこれからの人間の大きな課題の一つになるであろう。
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