(C)川岸殴魚・小学館/人生製作委員会『人生相談テレビアニメーション「人生」』は、当初ちょっと空回り気味だったギャグから空気になりそうなアニメでしたが、「お悩み相談」のために集められた個性的な女の子のかわいさから徐々に人気が出ました。今回ご紹介する「村上絵美」は、お悩み相談コーナーをおこなう第二新聞部に集まった最後の回答者で「美術系」代表。ピンク髪ツインテールの女の子です。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■芸術家肌
美術部に所属する絵美は、美術系らしくちょっと他と感性の違う子です。「同じ魂」を持つ人を求めており、アホの子の「鈴木いくみ」が何も考えずに発した言葉になぜか勝手に深いものを感じてしまい、いくみを「わかっている人」と呼んで百合百合しました。
同じ魂を持つと思い込んだ相手のことは盲信して言いなりになりますが、絵美独自の基準で心の琴線に触れるようなことを言う人が現れると、わりとあっさり乗り換えます。そして、乗り換えるたびに「初めて出会った」といいますが、前の“同じ魂の人”の目の前で言うので即座にバレます・・・。
■二重人格
この手のキャラにありがちですが、絵美は普段はおとなしめの女の子、しかし絵筆を持つと豹変して強気キャラ、というかちょっと乱暴なキャラになります。はしゃぎ過ぎてもはや自らを神と認定してしまうレベルですが、その行き過ぎたはしゃぎ方により「ネガティブ四天王」の一人を勇気づけたこともあります。そして、そんな豹変した状態で描いた絵が、意外と地味な風景画だったりするところがまた不思議なところです。
■露出狂
自宅ではナイトキャップに全裸で寝ているという絵美。学校でも何かというと脱ぎたがり、主に「九条ふみ」に阻止されます。他人に脱ぐことを求めることもありますが、それも断られた後に自ら脱ぐ流れを誘導するためにも見えます。
学校内でおこなわれた“お米券を集めて投票”するシステムの「美少女コンテストRE-BOOT」では、どうやら脱いで票を集めた様子・・・。それをふみに問い詰められたときは、否定はしたものの潔白を証明するために脱ぎ出すという暴挙に・・・。結局のところただ脱ぎたいだけなのではないかと思われます。
■遅れてきた回答者
実は第1話のOPから「美術系」のフリップを掲げて登場していた絵美。第1話には相談者として登場していますが、その時は無駄にエロいイメージだけでした。作中に本格的に登場したのはなんと8話になってからです。
第二新聞部の文化祭の出し物を手伝った縁で美術系回答者となった絵美。しかし、お悩み相談に関しては、客観的というかひとごとのような感じで参加しており、赤松などが苦境に立たされるとおもしろがって傍観しています。
遅れて登場してきたキャラ「村上絵美」。どこまでが本気でどこからが演技なのか、それとも全部本気なのか・・・どこか掴みきれない部分があります。普段のおっとりしたしゃべり方はエロかわいく、ちょっとエキセントリックな言動も個性的。もし二期があるなら絵美にどんどん物語をひっかきまわしてほしいですね。
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★記者:玄Kuro(キャラペディア公式ライター)
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