子どもはマスクが嫌い！
現代の子どもたちは、学校や塾、習い事など、「働く大人並みに忙しい」とはよく聞きます。1日の大半を人が密集する場所で過ごすことも多いことから、風邪予防など健康管理のために「子どもにはマスクを着用して欲しい」と考える保護者も少なくないようです。
そんな親心とは裏腹に、子どもたちの中には、マスクをつけたがらない子も。ユニ・チャーム株式会社が12歳以下の子どもを持つ保護者を対象に実施した調査では、「息苦しい」などの理由で、3割以上の子どもがマスク着用に消極的であることがわかりました。
そこで親たちに求められるのが、マスクをつけさせるためのひと工夫。今回の調査では、「子どもがマスクを着用したことがある」と回答した親たちの約半数が、「マスクの必要性を説明している」とのこと。まずは、「説得すること」が大切なようです。
日常生活の中でマスクの「習慣化」を
それ以外にも、親たちはさまざまな工夫をしています。例えば、「子どもが好きなデザインや香りのマスクを選ぶ」、子どもがわずらわしさを感じないように「つけ心地の良いマスクを選ぶ」、「マスクをつけると褒めるようにする」といったことです。
さらに、「マスクをつけたら、マスク表に好きなシールを1つ貼る」など楽しくマスクを着用させたり、「玄関にマスクを置いておく」、「親がマスクを着用する姿を見せる」など、日常生活の中で習慣化させるといった工夫をしている親たちも多いようです。
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そんな親たちの「苦労」を少しでも軽くしてくれる「子ども用マスク」も。男の子用と女の子用とで絵柄が分かれていたり、長時間つけても耳が痛くならない伸縮性の高い素材を使うなどの工夫がなされています。もし、お子さんがマスクの着用を嫌がっていたら、そんな一工夫されたマスクで、まずは興味を持ってもらうのもいいかもしれませんね（月乃雫）
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