浮気がバレた時の修羅場からはこう逃げろ!! お笑い芸人・土田晃之が「交渉術」を披露

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2015年05月17日 09:42  BOOK STAND

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『納得させる話力』土田 晃之 双葉社
お笑い芸人の土田晃之さんによる書籍『納得させる話力』。「人と話すのが苦手」「プレゼンを上手に見せたい」という悩みに対して、ひな壇芸人としての会話力で今の地位を築いた土田さんが、「話し上手に見せる」テクニックを伝授する内容となっています。

 その中で、土田さんは「浮気がバレたときの言い訳」についてのテクニックも紹介。例えば、浮気相手とのラブラブメール。この受送信を見られてしまったとき、絵に描いたようにキョドっていてはもう白旗を挙げたようなもの。浮気が確定してしまいます。では、そこはどう対応すべきなのでしょうか。愛妻家で、「絶対に浮気をしない」などと公言している土田さんが指南する言い訳方法はこちら。

「え? 浮気って何なの? 俺は今回のことは浮気だと思ってないし。実際エッチとかしてないから、俺の理論で言うとまったく浮気ではない」(同書より)

 つまり、浮気をした・しないではなく、まず、「浮気とは」というテーマにすり替えることで、「男の浮気」「女の浮気」と、男女の違いに話題が変わり、浮気の追求をかわすというのです。

 もっとも、体の関係はなくても、気持ちが通い合っている「心の浮気」を指摘してくる女性もいることでしょう。その場合はこちら。

「心の浮気って何? 俺はそう思わない。だってこっちの言ってることもわからないんでしょ? だからそっちの言ってることもわからない。そもそも男と女は生物として違うんだから考え方も違うのは当然だよね。これが全部一緒だったらおかしな話でしょ? 浮気にしたってそうだよね。考え方が違うのは当たり前だよね」(同書より)

 当初は浮気の話だったのに、いつの間にか「男と女は違う」というテーマにすり替える。いつまで立っても交わることのないテーマのため、延々、浮気とは違う内容で会話が続く。ある程度の会話が続くと、怒りとは自然と落ち着く......と土田さんは言います。

 一方、仮に、送信履歴に「好きだよ」といった明確な言葉を残しているのであれば、それは完全なる黒。土田さんに言わせてみれば、「危機管理能力なさすぎ」だそう。そういった安易な行動をとっている人は、いずれ浮気がバレるとのこと。ただし、決定的な証拠がない限り、上記のように「捉え方の違い」というテーマで話を進めれば、完全なる黒でない限り逃れられることがあるといいます。もちろん、土田さんは、同書にて浮気を肯定しているわけではありませんが、あくまでひとつのテクニックとして、こうした方法もあることを示しているのです。

 トークのプロが教える『納得させる話力』。あらゆるシーンで使える話術がつまった一冊といえそうです。



『納得させる話力』
著者:土田 晃之
出版社:双葉社
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