世界の風景が見える窓「Atmoph Window」が和めそうだ

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2015年05月18日 06:40  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

あと一つ、この壁のこの辺りに窓が有って、穏やかな海岸や静かな森、あるいはヨーロッパの街並みが見えたらなぁ……。などとどこかの猫型ロボットが活躍する漫画に登場しそうな、都合の良い窓がないかと想像したことが有ったが、それが現実に登場した。

クラウドファンディングのKickstarterで資金調達を始めたのが、世界中の美しい風景を映しだし、音まで聞くことができる窓『Atmoph Window』だ。『Atmoph Window』には、独自に撮影された4K映像が映し出され、サウンドが流れる。

これを壁に掛ければ、世界の風景が見える窓が部屋に増設された気分になれそうだ。

4K映像による世界の美しい風景がいつでも見られる窓

『Atmoph Window』は27インチの縦型ディスプレイ(1920×1080ピクセル)だ。そこには独自に4Kで撮影された世界中の風景が映像として表示される。


動画を別画面で再生する

その映像のラインナップは200本以上が予定されているので、世界中から厳選された海岸や森、街並み、夜景などが窓の向こうに広がっているような気分を味わえる。

それだけではない、世界中の今の風景も映し出されるように、世界各地からリアルタイムに配信されるライブストリーミング映像も映すことができるのだ。部屋に居ながらにして、遠い異国の今の風景を窓から眺められるというわけだ。

異国の今が見られる

また、『Atmoph Window』は単に風景を眺められる窓というだけではなく、便利な機能も備えている。

例えば時間や日付、天気などを表示させておくこともできるし、Googleカレンダーと連動させれば今日の予定なども表示させておける。

日時や天気も表示

それらの表示はジェスチャーによって非表示にすることもできる。

また、目覚まし時計としても使えるので、例えば朝になったら爽やかな森林の風景と共に、鳥たちのさえずりを聞きながら目覚めると言うことも可能だ。

目覚ましにも使える

この風景は時間と共に切り替えることも可能で、朝は森林、昼は海岸、夜は街の夜景、そして眠りに就いた頃には暗くする、といったこともできる。

タイムスケジュールも可能

なお、『Atmoph Window』は非常にシンプルなデザインなので野暮ったいボタン類は無く、各種設定はiPhoneやAndroid端末からWi-Fi経由で行える。

スマホで設定

窓が少ない部屋にこそ、こんな窓が欲しい

『Atmoph Window』のサイズは縦640mm、横380mm、厚みが55mmで重量は4.9kgだ。カラーバリエーションにはオーク、ウォールナット、ホワイト、ブラックの4色が用意されている。

Atmoph Windowカラーバリエーション

様々な風景で気分転換できるだけでなく、日時や予定なども表示できるので、便利でもある。なお、Kickstarterでのキャンペーン中のワールドプラン(4,999ドル)では、世界中の好きな場所の撮影をしてもらえる特典もある。

製品の出荷は2016年3月頃が予定されている。窓が少ない書斎やキッチン、あるいはオフィスなどの壁に掛けておけば、気分を良くしてくれそうなデジタル窓だ。

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