通話やメールもできちゃう!? ノート不要の「スマートペン」

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2015年05月19日 06:50  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

近頃、電子手帳やスマートフォン、タブレットのアプリなどを使ってメモを取る人が多くなっている。

“タッチパネルではなくペンを使ってメモを取りたい”という人も多く、そんな方のために「デジタルペン」というアイテムもあるが、専用のノートを使用するものが多いため、気軽に持ち運べないというデメリットもあるようだ。

しかし最近、いつでもどこでもペン1本でメモが取れて、通信デバイスとしても使用できる“マルチな機能を持つアイテム”が発表されたことはご存知だろうか?

タッチとレーザーのダブルセンサーで高精度にトラッキング

そのアイテムは『Phree』というデジタルペンで、現在クラウドファンディングサイトの『Kickstarter』で出資を募っている。

Phree (6) ペン先の部分には専用のタッチセンサーとレーザーセンサーが内蔵されており、腕やテーブルのうえだけではなく衣服や布のうえなど、場所を選ばずにペンを使用することができる。

書き込んだデータは指定のデバイスにすぐ反映され、スマホやタブレットを手に持ちながらの従来のスタイルでも、本体のみでもメモを取ることができるという。

また、『Phree』で書き込めるのはメモだけではなく、図形やイラスト、グラフなど様々なアプリも使用することが可能となっている。

Phree (7)

さらには『Phree』の本体にタッチ式のディスプレイを採用しており、Bluetoothとマイクとスピーカーも内蔵しているので、通信デバイスと接続して電話をかけたり、メッセージの送受信など、端末としても使用できるというから驚きだ。

『Phree』プロジェクトの今後

この『Phree』は、デバイスに直接タッチして書き込むスタイラスペンや、専用のノートを必要とするデジタルペンとも異なり、書くこと以外の機能も充実しているので、もしヒットするようなことがあれば新たなジャンルとして扱われる可能性が高いだろう。

もしかしたら『Phree』のようなディスプレイと通信機能を備えたペンが、次の“スマートウォッチのような存在”となっていくのかもしれない。

Phree (4)

現在のこのプロジェクトは目標額の2倍以上の出資を得ており、良いスタートを切れたといえるだろう。『Phree』は機能の多さだけではなくセンサー部分の技術も注目されているようなので、今後の動向に注目したい。

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