国立美術館5館の合同展『No Museum, No Life?−これからの美術館事典』に約170点

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2015年05月19日 20:00  CINRA.NET

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トーマス・シュトゥルート『ルーヴル美術館4、パリ 1989』1989年、タイプCプリント、138.0×177.0cm、京都国立近代美術館 ©Thomas Struth
展覧会『No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会』が、6月16日から東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催される。

東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館の合同展となる同展では、5館のコレクションから厳選した様々な時代や分野の作品約170点を展示。美術館の構造、設備、作品の保管、展示など美術館そのものをテーマに掲げ、事典に見立てた展示構成の中で「artist」「beholder」「catalogue」などAからZで始まる36のキーワードに沿って作品が紹介される。

展示作品には、ピエール=オーギュスト・ルノワールの『横たわる浴女』、岸田劉生の『麗子肖像(麗子五歳之像)』、マルセル・デュシャンの『泉』、オーギュスト・ロダンの『考える人』などのほか、美術館にまつわる資料や備品も含まれる。また、会場構成はトラフ建築設計事務所、グラフィックデザインは刈谷悠三(neucitora)が手掛け、展示空間に工夫を凝らしているという。なお、会期中はギャラリートークなどの関連イベントも行われる。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう
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