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モノのインターネット化(IoT)が進んでくるとそれを管理するためにスマートフォンの役割が過多になってくる。
たとえばライトを付けるのにiPhoneが必要だったり、冷蔵庫が少なくなってきたらリマインダを送ったり……スマートフォンのバッテリーをいつも気にしているアナタに、そこまでの機能は必要なのだろうか。
そういったモノのスマート化の波からスマートフォンの役割を軽減し、かつ便利な生活を提案しているのが『Nuimo』だ。
イエナカを充実させるスマートコントローラー
『Nuimo』は音楽やライト、鍵の開閉などのサービスを一元的に管理できるワイヤレスタイプのコントローラーだ。
![nuimo02](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/05/nuimo02-690x460.jpg)
サービスの概要をみる限りでは、家や滞在先のホテルにいるときを想定して、Bluetoothのデバイスやアプリをワンタッチで管理できるようになる。
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使い方は至ってシンプルである。クリック、ターン、スワイプ、フリックであらかじめ設定しておいたサービスを動かすことができる。
![nuimo04](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/05/nuimo04-690x213.jpg)
たとえば音楽を聴く様子は下記動画などを参考にされたい。
[vimeo 127408621 w=690 h=388]
サービスによってジェスチャーの使い方を変えることができるので、自分好みにカスタマイズすることができるのも魅力的だ。
約30のサービスと提携
現在提携しているサービスは約30のデバイスやアプリである。
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![nuimo03](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/05/nuimo03.jpg)
代表的なものをみていくと、遠隔操作で電球の明るさを調節できるフィリップスの『hue』や、音楽をストリーミング配信している『soundcloud』、WiFi経由でWiFi経由でオンオフできる『Weemo』など多彩なバリエーションに富んでいる。
開発者向けにオープンソース形式が取られているため、この製品自体が売れるようになると提携するサービスも増えていくことだろう。
この手のデバイスはバッテリーが気になるところであるが、Bluetooth Low Energyを使っていることもあり省電力設計だ。ドイツの工場で製造されている。バッテリーは充電式のリポバッテリーを搭載し、通常の使用で約4ヶ月は持つとのこと。本体はアルミニウムなのでいたって軽量。160グラムしかないので、旅行などでもかさばらない大きさである。
『Nuimo』は現在クラウドファンディングの『Kickstarter』で資金調達中。09ユーロ(プラス日本への送料20ユーロ)で『Nuimo』が1つ購入可能である。
家のなかのセンサーをスッキリとさせたい方はいかがだろうか。
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