地を這い空も飛ぶ!? 空陸両用ドローン

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2015年05月22日 07:20  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

空を飛べればどこにでも行けるわけだから、クワッドコプターが走れるようになったところで、メリットはないと思うかもしれない。でも、逆に考えたらどうだろう? キャタピラで走るRCカーが、必要に応じて障害物を飛び越えることができたとしたら?

キャタピラを持つクワッドコプター

以前当サイトでも、水空両方のドローンは紹介したことがある。今回は、空陸両用のドローンだ。キャタピラを使って走行でき、4つのローターを使って飛行することもできるのだ。

B-Unstoppable02

『B-Unstoppable(ビー・アンストッパブル)』と名づけられたこのドローン、クラウドファンディングのサイト『Kickstarter』で資金募集中だ。

B-Unstoppable03

ご覧のとおり、軽量にできているが、キャタピラを備えていて、悪路でも高い走破性を持っている。超信地旋回も可能なほか、搭載したカメラで周囲を360度見渡すことができる。そして、乗り越えられないほど大きな障害物がある場合は、飛び越えてしまうことができるのだ。

重量はわずか84g。そのため、ほとんどどんなところでもいくことができるし、少々ひっくり返ったりしてもダメージを受けない。また、ほかの物に与えるダメージも少ない。


動画を別画面で再生する

カメラ付きキットも用意される

900mAhのリチウムポリマー電池を搭載し、9分間の飛行、あるいは12〜18分間の走行が可能。モードボタンで簡単に走行モードと飛行モードの切り替えができる。

B-Unstoppable04

この『B-Unstoppable』、発送は8月頃からの予定で、本体とコントローラー等のセットが59ポンド、それに撮影用カメラ(1,280×720)をセットにしたものが83ポンド、そしてオンボードカメラの映像をリアルタイムで観ることができるFPVシステムを搭載したセットが99ポンドになるようだ。

と書いてはみたものの、これ、なにに使う? 走行モードでの使用時間が圧倒的に長ければ、使いかたの自由度が高そうだが、飛行モードの2倍程度なので、それほどでもない。走れて、飛べて撮影できるもので、なにを撮影しようか?

とはいえ、近年は想像力よりもテクノロジーのほうが先に行っている部分もあり、なにに使えるかわからなかったものでも、予想以上にユニークな使いかたができたりする。これもユーザーの発想しだいで、驚くような面白い使いかたができるかもしれない。

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