梅雨の季節はお弁当作りに不安
今年もまた、ジメジメとした梅雨の季節がやってきます。湿度が高いこの季節は、食中毒の原因となる菌が繁殖する時期。全国のママたちも、子供のお弁当作りには一番気を遣う季節なのではないでしょうか。
株式会社ゲインが同社のアンケートサイト「Qzoo」で、会員を対象に「台所の菌対策実態調査」を実施したところ、梅雨の時期、「普段の食事作り」の菌対策に不安を感じる人は21.3%。「お弁当作り」の菌対策に不安を感じる人は78.7%にものぼりました。
さらに、菌対策についての知識不足も明らかに。まな板など台所まわりが十分に除菌されていないと、食材に移り増殖してしまうことがありますが、この「菌うつり」に対して、ママたちの約半数が「知らなかった」(49.7%)と回答。盲点となっていました。
調理器具の除菌も忘れずに!
梅雨時期のお弁当作りで、具体的に行っている菌対策は、「お弁当箱をきれいに洗う」が63.7%、「調理前に十分に手を洗う」が60.0%と多く、「包丁、まな板、ふきん、たわし、スポンジなど調理用具を除菌する」は33.7%にとどまりました。直接食材に触れる調理器具の除菌率は低かったのです。
また、「正しく除菌できているのか自信がない」といった声も9割以上に。ただし、その一方で、ママたちは台所用洗剤選びは除菌効果を重視しているようです。汚れ落ちと除菌、双方の効果を期待できる台所用洗剤は、ほぼ全員が使ってみたいとのことでした。
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愛する家族を守るためにも、梅雨の季節に大切なのは、食材に触れるまな板、包丁などの調理器具の除菌を確実に行うこと。除菌効果のある洗剤を使うなど、いつも以上の工夫と気遣いで、食中毒を予防しましょう。(月乃雫)
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