【アニメキャラの魅力】悪女?何とでも言いなさいな!頭脳派美女「吉良瞳子」の魅力とは?『イナズマイレブン』

3

2015年05月23日 09:40  キャラペディア

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャラペディア

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン
『イナズマイレブン』の中で成長するのは子供達だけではありません。逆に大人はそれまでの蓄積がありますから、成長過程で様々な経験をスポンジの様に吸収する子供と違い、それまでの自分を変える事は非常に困難です。しかし、そんな大人でも間違った事は正さなければいけない、そして・・・自分の悪癖を認め絶望するのでは無く、ただ己を直そうと足掻き、そして自分自身を変えなければと、そんな激を飛ばしてくれるアニメが『イナズマイレブン』、そしてそれを体現してくれるのが「吉良瞳子」なのです。今回は、そんな「吉良瞳子」の魅力についてご紹介いたします。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■人を信じるって難しいのね

 大人だからといって、無条件に人を信頼し自分の全てを賭ける事が出来る人はごく僅かでは無いでしょうか。むしろ、大人であるからこそ様々な打算が頭の中を駆け巡り、純粋に自分の気持ちひとつで相手にぶつかる事が難しいのではないでしょうか・・・?

 彼女もそのひとり。彼女の父親は「力こそ全て、絶対的なのは勝利・そして結果のみだ」というどちらかというと他人を押さえ付け、支配するタイプの人間でした。幼い頃よりそんな環境で育ち、彼女の中にはひとつの確固たる意志が生まれます。「私は絶対、こんな男のように力で人を押さえ付けるような大人にはならない。人に心があるのは、お互いを認め合う為なのよ。だから、きっと私は他人の痛みを分かって同じ目線に立つ事の出来る人間になろう」と。

 父親に幾度となく踏み潰されそうになるも、必死に彼女はその意志を守り抜きます。しかし、大人になった彼女はいざ他人に心で会話をしようと思っても出来ません。・・・悲しい事に、彼女が父親より与えられたのは「力で押さえ付けるにはどうしたら良いか」という教育のみ。暖かな家庭の雰囲気などそこには一切ありませんでした。その事もあってか、彼女は最初雷門イレブンに対して冷たく当たり、“信頼してプレイする”というよりも明らかに支配色を強めた言葉を投げかけ、チームを纏めようとします。

■人の言葉を素直に受け止める心が私にもまだあったのね

 しかし、円堂くんは諦めずに人を信じ、仲間を尊重し、そして大好きなサッカーを精一杯楽しもうとします。どんな強敵が目の前に現れ、どんな屈辱的な問題が降りかかろうとも、円堂くんは俯く事無く仲間と共に前を見据えて進み続けます。そこには支配色の強い言葉や指示はありません。ただ皆がお互いを信じ、そして自分の信念を貫いて勝利を掴もうと努力するのです。

 その姿を目にし、そして周りからの「変わって欲しい」という願いの元、彼女の支配色の強い言葉や態度が、彼女の嫌っていた父親そっくりである事を告げられます。「まさか自分が・・・」とショックを受け、激しく動揺を見せますが、「変わって欲しい、そしてこれからも雷門イレブンを引っ張って欲しい」と願う円堂くん達に諭され、その瞳に新たな決意と闘士を宿すのです。

■今はまだサッカー一色よ

 彼女程の才覚と美貌があれば、それこそ引っ張りだこである事は容易に想像出来ますが、彼女は「本当の自分の力を試したい」という純粋な欲求と、初めて知った「他人から信頼されて大切にされる感覚」を気に入り、自分の全てをサッカーへ注ぎ込みます。ちなみに作中で彼女の浮いた話題は一切ありません・・・(勿体無い・・・)。彼女の中に新しく宿った闘士と決意は、円堂くん達のひたむきな姿から生まれたのです。

■だけど、それだけじゃないでしょう?

 自らトラウマや自分の固執していた考え方を変え、そして理想とする自分像へと近付き、自分の願いを叶えていく「吉良瞳子」。挫折や屈辱は何度もあったでしょう。しかし、諦めずにぶつかる大切さを雷門イレブンから学び、そして自分も同じようにぶつかり・・・。固い絆で結ばれた彼らと「吉良瞳子」の活躍を、是非ご自分の目でお確かめください。


【最新ランキング】人生最後の日、最後の瞬間に観ていたいアニメ作品 TOP20!


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:める(キャラペディア公式ライター)

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン

このニュースに関するつぶやき

  • 赤穂浪士「吉良と聞いてやって来ました」
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングゲーム・アニメ

前日のランキングへ

オススメゲーム

ニュース設定