【アニメキャラの魅力】成長中の注目株!生意気なところもかわいい美少年「雪音」の魅力とは?『ノラガミ』

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2015年05月25日 13:30  キャラペディア

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(C)あだちとか・講談社/ノラガミ製作委員会
人間のいる世界・此岸と、「夜ト」のような神や妖、死霊が住まう世界・彼岸。その二つの世界を巡る物語、それが『ノラガミ』です。「雪音(ゆきね)」は、そのかわいらしい外見とは裏腹にかなりひねくれてしまった性格の少年。「夜ト」と出会ったとき、親切に上着を貸してくれたにも関わらず「いいよ汗くせぇ・・・返す」と一言・・・。「反抗期の少年でもこんなにひねくれてないでしょう!」と言いたくなるようなキャラクターです。

 また、手癖が悪く、善悪の区別が分かっているのにつけられない、そんな悪ガキです。危うさを秘めた彼の正体は、この物語の主人公「夜ト」の神器。彼は「夜ト」とその周りの人に支えられ、徐々に成長していきます。今回は、そんな注目の成長株「雪音」という少年を紹介していきたいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■悲しい過去と夜トとの絆

 「雪音」は14歳で死んでしまった少年です。死霊となって漂っていたところを、「夜ト」に見つけられ、名付けられたことで彼の神器となりました。神器とは、神が死霊に名を与えることで自分の武器としたもののこと。「雪音」の神器としての姿は「雪器(せっき)」。白銀の刀で、「夜ト」からは「斬れすぎる」と言われるほどの切れ味を持ちます。

 神器としての力はそれなりにあったのですが、「雪音」には問題がたくさん・・・。14歳で死んだ少年には心に拠り所がなく、生きているものへの嫉妬から鬱憤をはらすため、物を盗んだり、ひよりのお財布からお金を抜き取ったりと悪さばかりを繰り返します。神器が悪いことをすると、「魔が差す」といって、持ち主の神が刺されたような痛みを感じます。「夜ト」は何度も「雪音」を諭しますが、彼は耳を貸そうとしませんでした・・・。そして、ついに夜トは差されすぎたことで倒れてしまい、「雪音」はその罪を浄化するため、「禊(みそぎ)」という儀式をすることになります。

 それは、自身の罪を認める儀式。儀式によって「雪音」は妖化してしまいますが、「夜ト」の「人として生きろ」の言葉から改心。それから「雪音」は心を入れ替え、「夜ト」の神器として生きていくことになりました。彼の親代わりであり、良き兄のような存在の「夜ト」との絆は、敵と出会いさらに深くなっていきます。

 そして、改心した「雪音」は、人間としても神器としても成長していきます。盗んだお金を返すため、大黒のもとで働き始め、徐々に神器としての実力もつけていき、毘沙門天との戦いの中で、「祝の器(はふりのうつわ)」として覚醒。神の「道標(みちしるべ)」として成長します。

■かわいいルックスと、生意気だけど素直な年下の男の子!

 ゆるふわな髪の毛とぱっちりした目、かっこいいよりもかわいいルックスですね。身長はまだまだ育ち盛り?でしょうか。VS毘沙門天のシーンでは、キリッとしたかっこいい雪音を見る事もできます。いつもは照れくさいのか、生意気なセリフが多い「雪音」ですが、ときどき年相応の素直さを見せることも。「生きている人たちと同じ事がしたい」と、「ひより」から勉強を教えてもらったり、「夜ト」を支えるため、「兆麻」から術を習ったりと、かわいいところもたくさんあるのです。特に時折見せる、はにかみ笑顔にはノックアウト寸前。年下の男の子としての魅力がいっぱいの「雪音」。これからの活躍が楽しみです。

 成長を続ける「雪音」。足りないところが多すぎる「夜ト」と、しっかり者なのに子供っぽい「ひより」に比べると実は意外と常識人。それゆえに、ツッコミ役に回ることもしばしば。ひねくれていた頃の言葉のナイフがツッコミとして炸裂します。主人公やヒロインを支える名ツッコミ役として、これからもがんばれ「雪音」!


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:谷原マキ(キャラペディア公式ライター)

(C)あだちとか・講談社/ノラガミ製作委員会

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