イメージが変わる?うざかったら手でどかせる新感覚のドローン「Nano Tornado」

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2015年05月26日 11:50  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

このドローンの特徴は、形状を見ればなんとなく想像できるし、文章で読んだだけでは「ああそうですか」と思うだけかもしれない。でも、動画を見てもらえば、これまでにない意外な使いかたができそうなワクワク感をおぼえるひとも多いのではないだろうか。

ローターがむきだしになっていない

現在クラウドファンディングのサイト『Indiegogo』で資金を募集している『Nano Tornado』というドローンである。基本的には4つのローターを持つクワッドコプターだ。特徴としては、比較的頑丈なケースですべてを囲んでいて、ローターがむきだしになっていないということである。

おおまかにいえばそれだけなのだが、これはメリットが大きい。まず、そのままデイパックなどに押し込んで持ち運ぶことができる。使うときにはバッグから取りだすだけ。組み立てたりする時間は不要だ。

Nano_Tornado_03

離陸にも気をつかわない。なんといっても持つことができるのだ。空中に投げ上げて、そのまま飛ばすことができる。そして特徴的なのは、それをまたつかむことができるという点だ。ローターがしっかり囲われているからこそできる芸当である。

Nano_Tornado_02

またケースはバンパーの役割を果たしている。マルチコプター型ドローンは、どうしてもローターが破損しやすいのが弱点だが、この『Nano Tornado』は障害物にぶつかったとしてもそう簡単には壊れない。また、万が一ひとにぶつかったとしても、怪我をさせる心配が少ない。

手で投げたりキャッチできる

それでは、動画を見ていただこう。


動画を別画面で再生する

これまでのドローンのイメージとはだいぶちがうものではないだろうか? どちらかといえば、ボールとか風船とか、フリスビーに近い感覚で遊べそうだ。バッテリーは簡単に交換できるので、電池がなくなったら交換してやれば、繰り返し飛ばすことができる。

また、こんなユニークな特徴があるとはいえ、カメラも搭載できるようになっているので、空撮が可能だ。むしろ、いままでにないフレンドリーな空撮ができるかもしれない。価格は先行予約の場合349ドルで購入できるようだ。

もちろん、ローターが囲われているデメリットはあるはずなので、機動性や安定性がどうなのか、ちょっと不安な部分はある(そのあたりはあまり触れられてない)。

しかし、これまでのデリケートなドローンに比べて、圧倒的に親しみやすい感じがする。これによって、また新しいドローンの使いかたが考えだされるかもしれない。

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