「恋愛脳」には客観的根拠がある?恋人を見てドキドキすると脳の特定領域が活性化

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2015年05月27日 12:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

恋愛中、脳では何が起きているのか

 気になる異性の姿を見ただけでドキドキしてしまう――、恋をしたことのある人なら誰もが経験していることでしょう。恋をすると神経伝達物質のドーパミンが多く放出され、それがこの恋愛感情特有の「ドキドキ感」の原因ではないかと考えられてきました。

 ただし、ドーパミンと恋愛との関係は明らかになっていません。そこで、理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターとロンドン大学、大阪市立大学の共同研究グループは、恋をすると「脳内で何が起こっているのか」を研究し、その成果を発表しました。

 実験では、異性と熱愛中の男女10人を対象に、恋人の写真と恋人と同性の友人の写真を見せた時のドーパミン放出に違いがあるかをPET検査で測定。写真を見た時の「気持ちの高まり度合い」も数値化し、ドーパミンを放出する神経細胞の働きと比較しました。

恋愛感情に前頭葉が深く関係

 PET検査の結果、恋人の写真を見た時には、前頭葉の中で眼の裏側に位置する「内側眼窩前頭野」と呼ばれる部分と、前頭前野の中で眼の上側に位置する「内側前頭前野」の部分で、ドーパミン神経が活性化され、ドーパミンが多く放出されていることがわかりました。

 また、ドーパミン神経の活性化と「気持ちの高ぶり」も比例していることが明らかに。つまり、恋をすると、脳内の内側眼窩前頭野、内側前頭前野でドーパミン神経が活性化され、ドーパミンが多く放出されることが明らかになったのです。

 この内側眼窩前頭野は、欲求が満たされることでやる気が出る、「報酬系」と呼ばれる神経系に関わる領域でもあります。人間の恋愛感情は、報酬系と同じ神経基盤を共有している可能性も。さらに研究が進めば、恋愛のメカニズムが解明されるかもしれませんね。(林 渉和子)

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  • …と言うよりも,生理的に脳内麻薬が出て快感を覚えるからこそ,恋愛が本能的に成り立つわけで,それを知っていようが知っていまいが関係ない。
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