Kickstarterで話題沸騰!睡眠時に着用する究極のヘッドフォン

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2015年06月04日 11:10  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

音楽は私たちの気分をリラックスさせる効果があるという。科学的な根拠にふれなくても実感として理解しやすく、ベッドで眠りを誘うために聞いているという人も多いのでは。ところがせっかく音楽でリラックスしても、ヘッドフォンが邪魔になる、イヤホンケーブルが絡まる、といったことで目が覚めてはもともこもないものだ。

このほど、そんなわずらわしさを忘れることができる究極の睡眠向けヘッドフォン『Kokoon』が『Kickstarter』に登場し注目を集めている。公開してすぐに目標額の100,000ドルを突破し、たちまち大人気となっている。

睡眠時に着用するためにデザインされたヘッドフォン

『Kokoon』は、睡眠時に快適に着用するためにデザインされたヘッドフォン。睡眠中に首や頭に負担をかけない形状を採用しているほか、眠りに落ちた瞬間や起床タイミングで音楽を調整してくれる。日本のオーディオメーカー『オンキヨー株式会社』と協力して開発されているため、ヘッドフォンそのものとしての性能は十分で、日常遣いとしても申し分ないレベルだ。

頭の自然な輪郭に沿った形状で睡眠時でもストレスフリー

開発チームは、“快適さ”をとことん追求するため、数百個のプロトタイプをベッドで試着。音響上の性能、ワイヤレステクノロジー、装着感などあらゆる面からテストを進めたという。昨今のハイテク枕や、彼らが持つ『FlexMould Comfort system』というスポーツシューズに使われる特許技術にヒントを得て、形状は頭の自然な輪郭に沿った形にデザイン。

ヘッドフォンの電子部品はバンド部分に内蔵したことで無理のない形を実現。さらにイヤーパッド内にジェルクッションを配したことで、耳にとってもうひとつの枕を置いたようなフィット感に仕上がっているようだ。空気の循環構造を取り入れ、熱やムレに悩まされる心配もなし。

Kokoon ヘッドフォン 睡眠

小型化したハイテク装置を内蔵し睡眠を最適化

睡眠専門医でも使われている『EEG sensor』は、脳が発するわずかな電圧を検知する睡眠のモニター方法。巨大な装置を必要とするため、従来は個人で利用するには非実用的と考えられてきたが、『Kokoon』では極めて小さいサイズで製作することに成功し、ヘッドフォン内部に搭載。スマートフォンの技術を用いたアルゴリズムで専門医レベルの分析が可能になったそうだ。

ユーザーの睡眠を妨げないように音量やイコライザーを調整し、外部のノイズをブロックするように音楽を適合させてくれるという。専用アプリで使うアラームも非常に利口で、ユーザーがリフレッシュした朝を迎えられる最もよい起床時間を示してくれるほか、うたた寝に使っても体の回復を最大にするよう最適化してくれる。

睡眠の質が日常のパフォーマンスを左右する忙しい現代人にとって、完璧すぎるほど完璧なこちらのヘッドフォン。睡眠感知の機能が付いたもので214ドル(約26,000円/日本への送料込)から入手可能だ。興味がある方はぜひチェックしてみては。

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