【アニメキャラの魅力】超能力者求む！陽気なＥＳＰ研のリーダー「御舟百合子」の魅力とは？『琴浦さん』

腰まで伸ばした水色のロングヘアーに赤いカチューシャを着けているちょっぴりセクシーなお姉さん。真鍋くんたちの上級生で、超能力について研究するという「ＥＳＰ研究会」の部長を務めています。“人の心を読める”という琴浦さんの噂を聞きつけて彼女をＥＳＰ研にスカウトしました。ちなみにＥＳＰ研は部長の御舟さんと、丸い眼鏡が特徴な副部長の「室戸大智」の２人のみ。室戸くんとは幼馴染でもあります。

　物腰柔らかそうな振る舞いとは裏腹に、結構キツイ事を言う毒舌家な一面も。心を読める能力を隠そうとする琴浦さんにフェイントをかけて能力を使わせたりと、なかなかのキレモノのようです。超能力者にやたら拘っていますが、それはただ単に超能力を研究する部活だから・・・というだけではない様子です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■美人で頼れる部長さん

　明るくて表情豊か。社交的で良く喋ります。真鍋くんの事が気になっているもののなかなか行動に移せない琴浦さんのために、全面的にバックアップします。琴浦さんを半ば強引にＥＳＰ研へ勧誘したのを気にしているようで、やたら協力的なのはそのお詫びも兼ねているようです。

　ここぞという時に琴浦さんに自分の心を読ませることで、彼女の脳内に直接アドバイスを伝えてくれます。人の心が読める琴浦さん相手だからこそ出来る上手なやり方ですね。それを自然におこなえる御舟さん自身の適応力の高さも素晴らしいです。

■庶民的な彼女

　気品のある振る舞いからはあまりイメージできませんが、実は意外と庶民的な彼女。琴浦さんの祖父に、ＥＳＰ研のメンバー揃って食事に誘われたて大はしゃぎでした。しかし、高級ホテルのディナーだと一方的に思い込んで（琴浦さんの祖父はお金持ちなのです） 、全員にフォーマルな格好で集合するようにと指示。実際に行った先は古い老舗のラーメン屋でした・・・。

　揃いも揃ってかっちり固めてきたＥＳＰ研の面々を見た琴浦さんの祖父も『ちょっと見ない間にずいぶん大人っぽくなった』と意地悪っぽく言いながら吹きだす始末で、普通の格好をしてきた琴浦さん以外の面々は顔中真っ赤に・・・。

　その後、せっかく正装したのだからと場所を変え、ちゃんとした高級ホテルに連れて行って貰いました。夢見た高級ホテルのディナーに、御舟さんはそこでも大はしゃぎです。室戸くんに「残った料理をタッパに入れて持って帰っていいと思う！？」と目をキラキラさせて聞いたのですが、他人のフリをして無視されてしまいます。ちなみにこのエピソードでは、普段髪を下ろしている御舟さんの貴重なツインテール姿が拝めます。

■室戸くんとの関係

　態度や会話の端々から、室戸くんとは古い付き合いであることが分かります。御舟さんとしては、室戸くんに一人の女性として見て貰いたいようなのですが、なかなかうまく伝わりません・・・。一方『幼馴染』『腐れ縁』と表現したりと、室戸くんはややドライ気味です。ちょくちょくアプローチ（それも直球で）するのですが、彼の鈍感さにはやきもきしている様子。それ以外の部分では、互いにとても信頼しあう仲なのですが(汗)。

　時々感情が高ぶり暴走しがちなところを、室戸くんにフォローしてもらう２人の関係が素敵です。当初は「琴浦さんの事を目的のために利用する」といいつつも、結局最後まで彼女の事を気にかけていました。「御舟百合子」は、室戸くんが「君は悪役には向かない」と言ったように、とても正義感が強く愛情深い魅力的な人なのです。


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★記者：真夏日（キャラペディア公式ライター）