(C)EGGMODE.inc※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。
キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】【冴え女シリーズ(1)】[- ナンパ男は前世の私の王子様? -]
■作品概要
女性らしさの欠片もない央美に仕事以外で話しかけてくる男性はおらず。そんな「央美」に声をかけてきたのは、オシャレで少し軽い感じの大学生耀司。新手のナンパかと逃げようとした央美にしつこく話しかける耀司。年下の大学生との不思議な胸キュンストーリー。
●7話(後半)「思いだしてくれてありがとう」
央美「あの時、耀司くんが咄嗟に私を追いかけてくれなかったらと思うと怖い」
央美(すれ違ったまま、なにも思い出すことなく、もうきっと一生会えなかった)
耀司「オレもあの時の自分にGJって言いたい」
央美「耀司くんが追いかけてきてくれて、声をかけてくれて。私につれなくされたのに、それでも必死に食い下がってくれたから今こうして話せてるんだわ」
耀司「だって、すげぇ必死だったもん。なにがなんでも話聞いてもらわなきゃって」
央美「……ごめんね」
耀司「え、なんで謝るの!?」
央美「耀司くんは私とすれ違っただけで思いだせたのに、私は全然思いだせなくて」
耀司「そんなの仕方ないよ。むしろ思いだせただけでも奇跡的っていうか」
央美「私、耀司くんが前世を騙る痛い子で、なにか高額なものを買わされるんじゃってっずっと思ってた」
耀司「あー、うん。そう思ってたのは気づいてたよ」
央美「ありがとう」
耀司「え?」
央美「私の事を、諦めないでくれてありがとう」
耀司「……オレのほうこそ、思いだしてくれてありがとう。でもアンタだってきっと、反対の立場だったら必死に声をかけてくれただろ?」
央美「声はかけただろうけど、反対の立場だったら、あなたは立ち止まってすらくれなかったんじゃないかな?」
耀司「え、なんで?」
央美「だって、私はあなたにはなしかけられた時、わっイケメン!って思ったけど、私はあなたを立ち止まらせるほどのなにかを持ってないし」
耀司「また自分に魅力がないって話?」
央美「な、なんであなたが私を睨むのよ。だって前の私は、お姫様っていう凄い付加価値があったけど、今の私にはなにもないから」
耀司「なにもなくないじゃん。アンタには今のアンタの魅力がある」
央美「あなたはそう言ってくれるけど、私にはやっぱりそう思えないの」
央美「それに女の子に声をかけられるのは慣れてるみたいだし、声かけられるの怖いって言ってたし」
耀司「ギラギラしたたくさんの女の子に迫られてみなよ? 嬉しいと思う前に怖いから」
央美「そういうもの?」
耀司「そういうものなの」
耀司「アンタにはもっと自信をもってほしいなぁ。凄く素敵なものをもってるのに」
央美「でも、」
耀司「アンタが自分の身体にどれだけコンプレックスを持ってるかわかんないけど、そのままのアンタを好きだって思う男だっているってことだよ。……オレとかさ」
央美「耀司くんがそう言うなら、自分に自信がもてるようにがんばってみる」
耀司「うん、仕事も大事だと思うし、忙しいと思うけど、アンタは可愛くなる素質があるのに、それを磨いてないのが凄く惜しいと思うんだよね。なんなら、オレが全身コーディネートしてあげるよ?」
央美「そのままの私が好きって言わなかった?」
耀司「そのままでも可愛いけど、その姿に自信がもてないならもたせてあげられるよってこと」
央美「確かに、耀司くん、イケメンなうえにオシャレだもんね」
耀司「いつでも御用命ください」
央美「ふふ、耀司くん、王子様っていうより執事みたい」
耀司「アンタは普段はレディに優しくしなさいよとか言う癖に、いざ女の子扱いすると、怒ってたんだよ。対等に扱ってないとか言ってさ」
央美「それは言った気がする」
【冴え女シリーズ(1)】[- ナンパ男は前世の私の王子様? -]8話(前半)へ続く
●出演キャラクター
伊東耀司(いとうようじ)20歳:大学生
高取央美(たかとりおみ)24歳:会社員
●声優および制作クリエイター
シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三星あも
男性声優:中井駿
女性声優:篠宮沙絵子
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。