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やけどの治療は最初の20分が勝負!

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2015年06月18日 12:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

傷跡をきれいにするため覚えておきたいケアとは

昭和大学 医学部 形成外科学講座 村松英之先生

 創傷(そうしょう)とは、体の表面にできた物理的な傷の総称で、傷跡は欠損組織が修復されたもの。熱傷跡や手術跡など傷跡に悩む方は多く、近年傷跡のセルフケアとそれをサポートする動きが拡大しています。そこで株式会社ジャンパールは、熱傷の最新治療と自分でできる熱傷跡のケアについてセミナーを開催。昭和大学 医学部 形成外科学講座の村松英之先生が講演しました。

 「熱傷(やけど)は放っておくと熱エネルギーがどんどん深くまで達して、ダメージを受けた皮膚は壊死してしまうこともあります。ですから、やけどをしたら直ちに20〜30分間冷やしてください」と、初期治療の重要さを説明する村松先生。

 傷が治るプロセスとして、出血・凝固期(出血を止める)、炎症期(傷を清浄化)、増殖期(組織を再生)、成熟期(瘢痕へと変化)の4段階があり、早く成熟期まで進めることが最も重要だと言います。「従来は感染抑制を重視した治療でしたが、現在は傷を乾燥させず、湿潤環境下で創傷治癒を促進させることへと視点が変わってきました」(村松先生)

再生医療と救急科との連携で生存率が上昇

 村松先生は、重症熱傷における最新治療として、患者自身の皮膚から表皮細胞を取り出し培養してつくる、自家培養表皮を活用した再生医療を紹介。自家培養表皮は使用できるまで約3週間かかるため、以前は植皮前に亡くなってしまう患者さんも多かったのですが、近年は救急科の全身管理技術向上によって死亡率は減少しているとのこと。「自家培養表皮を使うと、皮膚のひきつれなどが起こりにくく、治った後のQOLもよくなることがわかってきました」(村松先生)

 続いて、傷跡を軽減する保湿化粧品「バイオイル」の使用試験結果についても紹介。熱傷の治療後、傷跡に1日2回3か月間塗布し、評価してもらったところ、約8割の医師が肌の乾燥や引きつれ、色素沈着、かゆみなどが改善したと評価し、約8割の患者さんが満足したとのこと。

 村松先生は「傷跡ができてしまった時のセルフケアでは、紫外線のダメージから守る遮光、刺激からの保護、保湿が基本。根気よく続けることが大切です」と語りました。(QLife編集部)

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  • 冷やすのは流水でね。「冷えりゃいいんだろ」って氷水に漬ける人が居るけど、凍傷になるだけだから。水道代金は気にしない事。
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