(C)CHARAPEDIA誠凛バスケ部には、影の薄い黒子くん、熱血漢の火神くん、ちょっとビビリな降旗くん、ダジャレ大好き伊月くん・・・などなど、かなり個性的な面々が顔を揃えています。その個性的なメンバーをまとめ、そしてチームのムードを明るくし、時には締めてくれるのが誠凛のお父さんこと「木吉鉄平」くんです。人の良さそうな笑顔と大きな身体、包容力。そして試合中に見せる男(雄)の顔。そのギャップに、ファンは堪らなくドキドキさせられてしまうのです。
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■木吉くんがいればすべてOK!?
木吉くんは大らかで、普段声を荒げたりする事はほとんどありません。その姿はまるでお父さんさながら。周りの変化にも良く気付きますので、普段は皆が気付かない様な黒子の変化などにも、火神くんと同レベルで気付いては声をかけています。
常にチーム全員の事を考えている木吉くん。霧崎第一との試合で飛び出した、「誠凛(みんな)を守る そのために俺は戻ってきたんだ!!」のセリフからもそれは良く分かります。何よりもチームの和を尊重し、そしてメンバーをこよなく愛し、その愛を一身に受けながら、彼の後ろ姿を見ている後輩達は、同じ様にチームの和を尊重し、すくすくと育っています。
■試合になると一変!
普段はとても大らかで、部員の失敗やワガママも出来るだけ聞いてあげる優しい木吉くん。しかし、試合になると一変します。誠凛の絶対的支柱としてセンターポジションに立ちはだかります。プレイ中は果敢に相手に立ち向かい、失敗して落ち込む後輩には、「楽しんでこーぜ」「大丈夫!」と、元気に励まします。
もちろんバスケの実力も折り紙つき。それは、無敵だった「キセキの世代」と渡り合える実力を持った5人「無冠の五将」のひとりに数えられるほどです。とある事故から、しばらく入院を余儀なくされ、リハビリで戦線離脱していたのですが、彼が復活してからのチームは、明らかに良い方向へ向かい、明らかに強くなりました。ちなみに優れているのはバスケだけでなく、実力テストで学年上位に位置するほどに頭も良いです。
■乗り越えてきた壁
中学時代、「キセキの世代」紫原との実力差を痛感し、バスケをやめる事を考えたり、左足の怪我の手術やリハビリで高校バスケを諦めるかどうかを迫られたりと、決して順風満帆とはいえない彼のバスケ人生ですが、結局、怪我を抱えながら高校バスケに挑戦する事を選んだ彼の決心、そしてチームへの想いこそ、「木吉鉄平」の最大の魅力といえるのではないでしょうか。
『黒子のバスケ』は、イケメンで個性の強い選手が多いですが、木吉くんは作中でも一番と言える包容力、そしてバスケへの真っ直ぐな気持ちを持っています。知れば知るほどに目が離せなくなる「木吉鉄平」。彼がいたからこそ、他キャラの今があるといえるほど、影響力は絶大です。ぜひ、彼の魅力と活躍を、ご自身の目でお確かめ下さい。
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★記者:める(キャラペディア公式ライター)