意外にも「加齢臭」は気にならない?
汗をかく機会が多いこの季節、体臭が気になる人も多いでしょう。最近では「スメハラ(スメル・ハラスメント)」という言葉も聞かれるようになり、体臭が個人の悩みに留まらず、周囲の人たちの暮らしにも影響を与える問題として意識されるようになりました。
そんな気になる体臭について、株式会社マンダムが25〜54歳の働く男女を対象に調査を実施。「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」を「男性の基本3体臭」として、それぞれのサンプルを嗅いでもらい、強度や不快度、容認度について調べました。
その結果、男性よりも女性の方が体臭に敏感であることが明らかに。また、「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」では、汗臭とミドル脂臭を強いニオイと感じる人が多いという結果が出ました。嫌がられる臭いとしてよく指摘される加齢臭は、じつは、あまり強いニオイではないようです。
一番嫌がられるのは、実は「汗臭」!
それでは、どの臭いが一番嫌がられるのでしょうか。調査の結果、「汗臭」が最も許せない臭いのようです。男性では82.6%、女性では89.0%が汗臭が「不快」と回答。特に若い女性(25〜34歳)の100%が、「許せない、我慢できない」と回答しています。
「ミドル脂臭」も男性の75.0%、女性の89.0%が「不快」と回答。ただし、汗臭が、いわば「女性に嫌われるニオイ」なのに対し、ミドル脂臭では「極めて不快」と感じる割合は男性16.3%、女性16.5%と男女間で差がありませんでした。
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生理現象である汗を止めることはできませんが、こまめにケアすることにより、臭いの発生は抑えることができます。今まであまり気にしていなかった人も、この夏は人に不快感を与えないための身だしなみのひとつとして、“ニオイケア”に取り組んでみてはいかがでしょうか。(月乃雫)
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