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世界中でドローン開発が盛んだ。中型の機体がGPSを利用して安定して飛ぶのに対し、小型の機体はどうしても軽いことやセンサーの関係から風に翻弄されることも多かった。しかしそれも今や過去の話になろうとしている。手のひらサイズの小型マルチコプター『Micro Drone 3.0』はそのサイズからは考えられないほどの機能と安定性をもつという。
『Micro Drone 3.0』の機能
簡単にいってしまうと、Micro Drone 3.0は DJI Phantomシリーズのもつ機能をぎゅっと手のひらサイズに凝縮したと考えていいだろう。機体はモジュール構造となっており、中央のコントローラー、バッテリー、720p HD画像に対応したカメラはマグネットを使って簡単に脱着できる。
![i5fxqgdqqbtvpuj3smyg](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/i5fxqgdqqbtvpuj3smyg1.gif)
![ze6xz1ybslqtflsvlait](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/ze6xz1ybslqtflsvlait1.gif)
モーターを支えるフレームも簡単に交換できるようになっており、万が一の機体破損でも買い替えることなく修理可能だ。3Dプリンタを利用してオリジナルのフレームを作り昆虫や鳥、ドラゴンといった形状にすることもできるのも、モジュール構造のメリットだ。
![zlljn7ivp5kvp1rfbmf1](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/zlljn7ivp5kvp1rfbmf1.png)
小型軽量、強力モーターのおかげで風速20mの強風の中でも安定して飛行できる。またインテリジェントモーションセンサーのおかげで、一定高度を保ちながら、まるで針の糸を通すように真っ直ぐ飛ぶことが可能、飛行に神経をとがらせることなく空撮に集中できる。
この安心感はまるで中型機を操っているようだ。
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FPV対応
コントロールは手持ちの iPhone、Android端末が利用可能な他、一般的な2.4GHz プロポを使用可能。段ボールで作る簡易なヘッドマウントディスプレイにスマホを使い、プロポで操作すればスターウォーズばりのドローンレースも楽しめる。小型軽量、頑丈でどこへでも持っていけるので、空撮の可能性が広がる。
![xn4sebvewbqb1kh0jrne](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/xn4sebvewbqb1kh0jrne.jpg)
現在このプロジェクトはバージョン3であるが、安定した撮影が可能となるジンバルの開発、ソーシャルメディアへのライブストリーム配信、動画編集機能の追加といった開発を続ける。
クラウドファンディング Indiegogoで支援者を募集しているので、チェックしてみてはどうだろうか。