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アジア勢が強いスマートフォン市場に、米Saygus社がハイスペックなスマートフォンで一石を投じる。これまで話題にはなりながらもなかなか販売に至らなかった『Saygus V SQUARED』だ。
ハイスペックな故か、製造パートナーを変更するなどして予定が遅延していた。クラウドファンディングのIndieGoGoでの資金調達は成功したが、発送時期は今年の秋になっている。
ハイスペックと言うことでIndiegogoでの価格は600ドルと決してお安くはない。果たして『Saygus V SQUARED』は、ギーク以外のユーザーには受け入れられるのだろうか。
突出したストレージ容量
『Saygus V SQUARED』には多くの性能があるが、特に注目されているのは突出したストレージ容量とワイヤレスHDのビーミング機能などだ。もちろん防水性も備わっている。
まずストレージ容量についてだが、ベースストレージとして64GBが備わっており、Micro SDカードスロットが2箇所あるため、200GBのMicro SDカードを2枚差し込めば、最大なんと464GBともはや約半テラバイトに届こうという容量になっている。
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![464GBのストレージ](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/5900794fb943ff7b173bb7f7c52689b0.jpg)
これで、もはやストレージ容量を心配しながら使うことはなくなるのではないだろうか。
すると写真もたくさん取りたくなるわけで、カメラは21 MP OIS(光学式手ブレ補正)でオートフォーカスリアカメラが搭載されており、前向きには13MP OISでやはりオートフォーカスカメラが搭載されている。
これはかなり高品質な撮影ができる。それだけでなく4Kビデオの撮影も可能なのだ。
![高性能カメラ](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/3d9cde1d6c125742b6059404834b2562.jpg)
そしてサウンドはオーディオ機器で有名なハーマン・カードン(Harman/Kardon)社と提携することで、ゲームや映画などの動画に臨場感を与える3Dオーディオを再現する。
![3Dオーディオ](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/5c7a367a063bfbde9f1af21e48555121.jpg)
さらにワイヤレスHDのビーミング機能により、モニターやテレビにワイヤレスで遅延のない映像のストリーム配信が可能になっている。
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大きなディスプレイでゲームを楽しんだり、映像コンテンツを皆で楽しむことも可能になるだろう。
![ワイヤレスHDビーミング](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/675efdea90fa3e09317f0ba70f69f388.jpg)
また、IPX7防水により、水深1インチ(2.54センチメートル)に30分間沈めたままにしても大丈夫だという。
![IPX7防水](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/99d73afd1340a2dbe29b4f2e8e02e594.jpg)
ハイスペックは受け入れられるか
『Saygus V SQUARED』には以上の主な性能以外にも、GSM/CDMA/LTEに対応したワールドフォンであることや、本体側面に指紋スキャナーが搭載されていたりなど多くの機能が搭載されている。
ハイスペックのスマートフォンを待ち望んでいたギーク立ちにはこの秋が待ち遠しいであろう。
あとはギーク以外のユーザーにどれだけ受け入れられるかが注目されるところだ。
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『Saygus V SQUARED』はアジア勢が強いスマートフォン市場に、一石を投じることができるだろうか。