新発明「ナノ・アコーディオン」で伸び縮み可能なディスプレイもできる?

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2015年06月23日 20:20  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

アメリカ・ノースキャロライナ大学の研究者たちは、透明で、伸縮自在な伝導体(電気を通しやすい素材)を開発したと発表した。

伸縮自在の新素材

この伝導体は、『ナノ・アコーディオン』デザインという構造を採用している。

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これは、要はナノ単位の極小伝導体を、楽器のアコーディオンのように折った構造にすることで、伸縮性を持たせたというもの。素材は、シリコン基板を加工したもので、酸化亜鉛を被膜するなどで生成している。

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これが実用化されれば、伸縮自在の電子装置やウエラブルセンサーなど、広範囲への応用が可能だという。また、透明であることを利用して、伸縮性があるディスプレイなどもできるという。

02ナノアコーディオン3 研究チームは、現在、素材の厚みなど、さらなる改良を施すための実験を進めているそうだ。

伸び縮みができるディスプレイや電子機器など……技術的な面がクリアできれば、モニターやPC、スマホなどにも応用されるかもしれない。


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ちょっと注目したい素材のひとつではある。

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