【アニメキャラの魅力】奇跡を呼んだ天才経営者「可児江西也」の魅力とは?『甘城ブリリアントパーク』

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2015年06月27日 10:10  キャラペディア

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『甘城ブリリアントパーク』は、賀東招二原作の京アニアニメ。京アニと関係が深い賀東先生自身も、シリーズ監修や脚本として参加しておられます。テーマパークを舞台に、「中の人」のいない“生きているマスコットキャラ”が騒動を巻き起こすコメディで、京アニには珍しくちょっと下ネタも含まれた楽しい作品に仕上がっています。

 今回ご紹介する「可児江西也(かにえせいや)」は、テーマパーク「甘城ブリリアントパーク(略称甘ブリ)」の命運をかけ、支配人代行として雇われた高校生です。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■ナルシスト

 可児江はイケメンで成績優秀。運動神経も抜群という非の打ち所がない人物です。ところが、鏡に自分を映しては自分のことを美男子だと言ってしまうようなナルシストで、その度が過ぎたナルシズムのために友達も彼女もいません・・・。

■バイト支配人

 甘ブリは単なるテーマパークではなく、人々の楽しい気持ちを結晶とした「アニムス」をエネルギーとして生きる魔法の国の人々が、アニムスを集めるための施設です。ところが、甘ブリは5年連続で年間動員数50万人を達成できなければ経営権を譲渡するという契約を甘城企画という会社と交わしており、5年目となる今、あと3ヶ月で25万人の入場者を達成しないとならない・・・という状況にありました。

 可児江は、甘ブリの総支配人である魔法の国のお姫様「ラティファ」が得た神託により支配人に選ばれ、転校生の「千斗いすず」に銃で脅され、甘ブリの経営再建に取り組むことを要請されます。一度は断った可児江でしたが、甘ブリで働く魔法の国の住人たちへ頭を下げて涙をながす「ラティファ」を見て引き受ける事に。

 実は可児江は、幼い頃に訪れた甘ブリで、偶然涙にくれる「ラティファ」に出会ったことがありました。そのとき可児江は聖徳太子のまねをして「ラティファ」を笑わせようとするものの、笑わせる事が出来なかったどころか自分が逆に慰められていました。可児江には、再開した「ラティファ」を今度こそ笑わせたいという気持ちがあったのです。

■天才経営者

 ナルシストかつ傲岸不遜な可児江は、支配人代行を引き受けてからは独裁宣言をして強権的に甘ブリの経営刷新を始めます。しかし、強引に見えながらも聞くべき意見はきちんと聞き、相手との妥協点を見つけて納得させる事を心がける彼は、少しずつ周囲から信頼されるようになっていきます。

 また経営改善も、一足飛びではなく一歩ずつ進めていくという着実さ、キャストの個性に応じた適材適所の使い方をするなど、人の上に立つ才能を発揮し、甘ブリは業績を回復していくのです。

■意外と隙がある

 ただ、そんな可児江も想定外のトラブルには弱い所があります。自分の指示がきっかけで、大雨の時に排水ポンプが停止して地下施設が水没しそうになった時には、うろたえて冷静さを失っていました。また、幼少時のトラウマから高いところが苦手という弱点もあります。

 女性に興味がないワケではないようで、新規採用時に面接に来た「安達映子」がAV(実はアニマルビデオ)に出演していると聞くと、動揺しつつも出演作を気にしたり、いすずが新しいアトラクションでビキニ海賊の扮装になった時には、頬を赤らめながら顔をそらすなどしています。

■甘ブリが好きに

 可児江はもともと3ヶ月の間に25万人の来場者を達成するという約束で支配人を引き受けていました。3ヶ月後の7月31日、仲間たちの助けもあり、見事に目標を達成した可児江は、約束通り一度は甘ブリを去ろうとします。しかし、その3ヶ月は可児江にとってとても大切なものになっていました。可児江は翌日になっても甘ブリに行き、勝手に支配人代行に復帰。「問題が全部解決するまでつきあってやる」という宣言は、この先もずっと甘ブリと付き合っていくという意味なのでしょう。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:玄Kuro(キャラペディア公式ライター)

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