チェコで開催されているU−21欧州選手権は27日に準決勝が行われ、ドイツ代表を5−0と圧倒したポルトガル代表が決勝進出を決めた。
ポルトガルは25分、スルーパスからエリア内左に抜け出したFWベルナルド・シルバが左足を一閃。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのニアを抜く強烈なシュートが決まり先制に成功する。
続く33分にCKから追加点を挙げたポルトガルは、さらに前半終了間際にもFWイヴァン・カヴァレイロが豪快なシュートをゴール右上に突き刺し、前半だけで3点のリードを奪った。
後半に入り、なんとか立て直したいドイツだったが46分、ポルトガルのMFジョアン・マリオがミドルシュートを放つとDFに当たってコースが変わったボールがゴールに吸い込まれた。
その後、71分にもFWリカルド・オルタが追加点を挙げたポルトガルが、優勝候補ドイツを相手に圧巻の5得点大勝を収め、決勝進出を果たしている。
決勝戦は30日に行われ、U−21ポルトガル代表とU−21スウェーデン代表が対戦する。
【スコア】
U−21ドイツ代表 0 − 5 U−21ポルトガル代表
【得点者】
0−1 25分 ベルナルド・シルバ(ポルトガル)
0−2 33分 リカルド・ペレイラ(ポルトガル)
0−3 45分 イヴァン・カヴァレイロ(ポルトガル)
0−4 46分 ジョアン・マリオ(ポルトガル)
0−5 71分 リカルド・オルタ(ポルトガル)