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センサー技術の発達やチップの小型化によって、腕時計型やあるいはそれ以外の形での“睡眠状況を管理する”トラッキングツールが増えてきた。
しかしそれらの多くはデザイン的にスマートではなかったり、あるいは睡眠中に腕時計をしたくないという方の要望には応えられずにいたように思える。そんな課題を解決したのが『Oura ring』だ。
つけているだけで自分の健康状態が分かるリング
『Oura ring』は世界初のウェルネスリングで、睡眠や運動といった健康に関する活動をモニタリングしてくれる指輪型のガジェットだ。設計と開発はフィンランドの大手健康テクノロジー企業のR&D部門に30年在籍していたベテランが携わっている。
![oura02](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/oura02.jpg)
このリングの内側にセンサーが付いており、血液量のパルスを計測。これによって睡眠管理や運動量計算、心拍数のモニターができるようになっている。
![oura03](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/06/oura03.jpg)
30分から60分で1回の充電は完了し、約3日間稼働させることが可能だ。素材はジルコニウムセラミック。金属よりアレルギーがでにくい素材を用いている。
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アプリ連動も便利
『Oura ring』はAndroidやiOSアプリと通信することができる。
特徴的なのは、あらかじめ設定しておくことで、いちいちアプリを開かなくとも、アプリ内にデータをダウンロードする仕組みをとっていることだ。あくまで自然な動作の中でデータを送ってくれるので、「データをアプリに送るのを忘れていた」などというミスも起こりにくい。ちなみにアプリは昼と夜の心拍数、脳の活動状況や体温を読み取ることによって、睡眠のパフォーマンスを改善するアドバイスを提案してくれるそうだ。
『Oura ring』は現在予約受付中。サイズは6号〜13号までで、カラーパターンは光沢感のあるホワイトあるいはマットなブラックの2パターンから選ぶことができる。価格は250ドルではじめは米国のみの出荷とのこと。睡眠に関して悩む人が多いであろう日本でも発売が期待される。