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人生は短い。ゆえに人は限られた時間を無駄にしないため、様々なことを効率化する方法をいくつも編み出してきた。しかしいまだに効率化が図られず原始的な方法を用いているものもある。“ゴミ袋の交換”もそうだろう。
戸棚からゴミ袋のパッケージを取り出し、重なって取りにくいパッケージから袋を取り出し、ゴミ箱に合わせて広げる。大した作業ではないが日々のちょっとした手間であることは言うまでもない。
この“ちょっとした手間”を解消するプロダクトが、現在『Kickstarter』で出資を募っている。
人に無駄な動きをさせないゴミ袋
それが『THE BOTTOMLESS BIN』だ。
![150703-ec-bottomlessbin](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/150703-ec-bottomlessbin-690x518.jpg)
使い方は簡単だ。まずこの『THE BOTTOMLESS BIN』自体をゴミ箱の底に設置する。そこからゴミ袋を引っ張りゴミ箱にセットする。ゴミ袋が一杯になり、取り替えようと袋を取り出す。すると今使っているゴミ袋にくっついて新しいゴミ袋が取り出せる、といったわけだ。
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あとはくっついてきたゴミ袋をミシン目で切りゴミ箱にセットするだけ。“人の動きに合わせた”実に無駄のないプロダクトではないだろうか。
![150703-bottomlessbin3](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/150703-bottomlessbin3.jpg)
今までなかったことのほうが問題
これがすごいと思う反面、どうして今までなかったのだろうかとも思うだろう。アイデア自体は奇抜なものでもなく、生産の難易度も決して高くない。
また、ミシン目でつながっているゴミ袋は今までも存在していた。ただ、それを丸ごとゴミ箱の底にセットし、次々引っ張って使うという簡単なアイデアを実現したのは、これが初めてなのではないだろうか。
正直地味すぎて驚きが少ないかもしれないが、日常の“ちょっとした手間”を解決してくれる素晴らしいプロダクトなのは間違いない。
この『THE BOTTOMLESS BIN』は10ドル(約1,200円)の出資で1セット手にすることができる。ゴミ箱の数だけ手にし、あとはゴミ袋を市販品に入れ替えて使い続ければコスト的にもいい選択ではないだろうか。
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