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センサーやICチップの小型化によりより小さなモノにまでテクノロジーが詰め込むことができるようになってきた。その第一人者とも言えるのがスマートウォッチに見受けられるウェアラブルテクノロジーだ。
とはいえまだまだ「スマートウォッチでユーザーにどんな体験がなされるのか」といった声もあるようだ。スタートアップから大企業までこの分野に参入しているが、すばらしいユーザー体験ができるものはまだ出てきていないと感じる人もいるのではないだろうか。
その“ユーザー体験”の観点で新しい発想のスマートウォッチが出てきた。その名も『ReVault Smartwatch』だ。
様々なデバイスのハブになる
![ReVault02](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/ReVault02.jpg)
無線LANを必要とせず、WiFiとBluetooth4.0LEで機器と連動し、データのバックアップを自動的に行う。たとえば写真データで容量が大きくなりがちなスマートフォンとももちろん連携可能だ。
外出先で写真を撮影して、家に帰ったらラップトップに送るといった使い方もできる。インターネットに接続する必要もなく、暗号化して通信を行うので、セキュリティ面も安全であると言えよう。
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1回の充電で3日間使用可能。ワイヤレスで充電できるQi(チー)規格が採用されているので、気軽に充電できるだろう。ディスプレイは強靱なゴリラガラスが使われ、外装はアップルウォッチなどにも採用されている316Lステンレス鋼が使われてる。普段使いにも申し分のないスペックだ。
サポートしている規格はAndroid、iOS、MacOS、Windows、Linuxと幅広く対応している。家ではWindows、モバイルはiPhoneを使っていても互換性があるので、ストレスを感じることなくつなぐことが可能だ。
気になるデータストレージの容量は32GBと128GBの2パターンが用意されている。価格はクラウドファンディングの『Indiegogo』の早期割引枠だと、32GBで169ドル、128GBなら269ドルとなっている。
![ReVault03](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/ReVault03.jpg)
時計ストラップはステンレスベルトかメッシュベルト、レザーの3種類から好きなものを選ぶことが可能だ。既にクラウドファンディングのプロジェクトでは目標金額を達成しており、商品化の可能性は非常に高い。納期は2016年の1月を予定しているとのことだ。
“データストレージ”としてのスマートウォッチ。あらゆる場面でつけている時計だからこそ、これまでになかったユーザー体験の活路を見いだせそうな予感がする。今後の動向に注目したいウェアラブルデバイスである。
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