ダイエットしても凹まないポッコリお腹。それ、「夏便秘」のせいかも?

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2015年07月10日 12:10  QLife(キューライフ)

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お腹ポッコリの原因は脂肪じゃなくて夏便秘?

 夏が近づくにつれ、気になってしまうのが二の腕やお腹まわり。「ブランでスッキリ!」委員会が、20〜50代の女性400人を対象に行った「夏の女性の悩みに関する調査」によると、夏に気になる体のパーツは、1位が「お腹ポッコリ」(73.8%)、2位が「お腹のたるみ」(71.0%)と、多くの人がお腹周りを気にしていることがわかりました。

 腹筋などの運動と食事制限で“脱”お腹ポッコリ!といきたいとこですが、今回の調査を監修した、医療法人小林メディカルクリニック東京の小林暁子院長は、そのアプローチでは成功しない可能性がある、と指摘します。

 実は、夏の「お腹ポッコリ」は、「夏便秘」によくある体への影響の可能性もあるとのこと。食事制限による無理なダイエットや、冷たい物の食べ過ぎ、夜更かしなど、ついついやってしまいがちな夏の生活習慣により、腸内環境が乱れて起こる夏特有の便秘症状が「夏便秘」です。腸内環境の乱れは腸の蠕動運動を弱め、老廃物が腸内に留まる時間を長くしてしまいます。それにより、腸内細菌が作るガスがたまり、お腹が張ってくるのが「お腹ポッコリ」の正体なのです。

腸内環境を乱す夏の生活習慣をチェック!

 腸内環境を乱しがちな夏の生活習慣は以下の通り。小林先生によると、6個以上当てはまる人は、すでに「夏便秘」の可能性あり、2〜5個だと「夏便秘予備軍」とのこと。

【腸内環境を乱す夏の生活習慣チェックリスト】

□ アイスやビールやそうめんなど冷たいものをよく食べる
□ 冷房環境に長くいる
□ 薄着で寝ている
□ ダイエットのため食事制限をする
□ 肌の露出の多い服を着る
□ 暑いので、外にでないで家でゴロゴロしている
□ 休み気分で夜更かししてしまう
□ 暑くて食欲がなくなる
□ 湯船に入らずシャワーで済ませている
□ 汗をかくので水分を摂らないようにしている
□ 暑いのでいつもより運動を控える
□ 朝食を摂らないことが増えている

 夏は外食が増え、食物繊維の摂取量が不足しがちになるため、積極的に食物繊維を摂るよう心がけましょう。「特に、朝食に食物繊維を取ることは、その刺激により消化管の機能が開始するのでお勧めです」(小林先生)

 腸内が健康だと、栄養を正常に吸収し、体に巡らせることができるので、美しく痩せることにも繋がるとのこと。くわえて、腸は自律神経と深い関係にあるため、腸内環境を整えることで、気持ちのスッキリ効果も期待できそうです。この夏は、腸内環境を整えて、お腹も気持ちもスッキリした体を手に入れてみませんか?(QLife編集部)

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