![](https://news-image.mixi.net/article/218/218_20150710_109964_004.jpg)
ふと、アイディアが閃いたときや、やらなければならないことを思い出したとき、あるいは買わなければならない食材を思い出したときなど、どうしているだろうか。
メモ帳を取り出して書き込む人や付箋に書いてどこかに貼り付ける人、スマートフォンを取り出してTo Do Listやスケジュールソフトを立ち上げて入力する人もいるかもしれない。
しかし、そうこうしているうちに、「あれ? なんだったっけ?」や、「いけない、スマートフォン忘れた」「書く物がないぞ!」といった事態になっているかもしれない。そんなとき、即座に呟いて文字データとしてメモできるウェアラブルがあれば便利だ。そんなウェアラブルの『MYLE TAP』がクラウドファンディングの『Indiegogo』で、資金調達に成功している。
『MYLE TAP』は、多くの人が欲しかったウェアラブルだったようだ。
思い付いたらすぐに呟いて記録する
『MYLE TAP』は、31×31mmという小さなウェアラブルボイスレコーダーで、襟元やポケットなどに留めておくことができる。この『MYLE TAP』をタッチして呟けば、話した内容がその場で記録される。
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このとき、いちいちスマートフォンを取り出してアプリを起動させるといった手間は不要だ。
音声を録音するだけであれば、ICレコーダーも小型化されて携帯性が高いものが多く出ているが、あとで音声を聞き直して文字起こししなければならないなど、ちょっとした思いつきを記録するには向いていない。
しかし『MYLE TAP』はBluetooth経由でスマートフォン(iOS、Android対応)にデータを転送でき、音声を自動的にテキストデータ化して記録してくれるのだ。
![MYLE TAPは解析する](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/a471bc7f349cdecc98068f160e0cc3e6.png)
さらに内容を分析して、例えばスケジュールとして登録したり、To Do Listに登録したり、あるいはメッセージとして送信することなどが可能だ。
![MYLE TAPは振り分ける](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/6f77c883272c91641d992382efd3f892.png)
しかも『MYLE TAP』は最大30秒までのメッセージを、2,000件まで記録することができるから、ほとんど呟く回数を気にせずに使えるだろう。
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また、タッチするとき以外はハンズフリーなので、運転中や運動中、あるいはスケートボードに乗っている最中であっても、思い付いたら呟いて記録することができる。
![いつでもツイートできる](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/a981722d8af35e97085f027569c9e30f.jpg)
サポート言語は40以上
音声認識の精度はかなり高いようだが、上手く認識されていなかった場合は音声自体を再生して確認することも可能だ。
ネイティブスピーカーによる音声認識テストは英語、スペイン語、フランス語、日本語、ロシア語、アラビア語、ヒンディー語、トルコ語、ポルトガル語で行ったところ、95%の認識率だったという。
しかも使うほどに語彙を学習し、精度が高まるという。サポートしている言語は40以上と紹介されている。ちなみに『MYLE TAP』には加速度センサーも搭載されているので、活動量計としても利用できるらしい。
![思いついたアイディアを記録してくれるウェアラブル「MYLE TAP」が優秀すぎる](http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/07/d48502606a254195cb292ea9043a572a.png)
『MYLE TAP』を身に付けていれば、これまで浮かんでも消え去ってしまっていたアイディアが、どんどん蓄積されるようになり、より創造的な活動ができるようになるかもしれない。
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