【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]8話(前半)「そろそろ本気で探そうぜ」

0

2015年07月12日 13:10  キャラペディア

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャラペディア

(C)EGGMODE.inc
※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


話題の恋愛ボイスドラマ集アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】


【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]

■作品概要
祖父が経営する美術館で働く穂香。閉館後に収蔵庫へ美術品を取りに行ったところ、そこで世間を騒がせている怪盗ノーヴェ(新城玲央)と鉢合わせをしてしまう。おまけに収蔵庫のセキュリティが作動してロックがかかり、収蔵庫はふたりきりの密室状態に・・・。


●8話(前半)「そろそろ本気で探そうぜ」


穂香「やっぱり、本当なんだね。さっきの話……」

新城「あれ、俺そんなこと言った?」

穂香「外の世界を見ろって。好きなことをしろって。それって、レオが出来なかったこと……なんでしょ?」

新城「……」

穂香「レオは、」

新城「穂香がそう思いたいんだったら、構わねーけど。俺、そんな重いもん抱えてないぜ?」

穂香「レオは、ブラッディ・ストーンを探すっていう使命に囚われて……」

新城「だーから!そんなんじゃねぇって。俺には怪盗稼業が合ってるし、楽しんでやってんだよ。穂香に言ってやりたかったのは、俺みたいに好きに生きろってこと!ったく、妄想力のたくましい女だな。不幸なイケメンなんて、ケータイゲームの中にしかいねぇの。俺みたいなカッコいい男は、みんなバカでハッピーなんだよ」

穂香「嘘!」

新城「何が嘘だよ、言ってみろ!」

穂香「さっき……!それでも探すのをやめられないんだって言ったレオ、本気で寂しそうな顔してた!」

新城「ちっ……これだからお嬢さんってやつは……」

穂香「なによ……」

新城「俺に関して、穂香に心配してもらうようなことは何ひとつない!これでいいだろ?」

穂香「よくない!だったら本当のこと教えてよ」

新城「嫌だね」

穂香「ほら、やっぱり何かあるんだ!レオの意地っ張り!」

新城「ねぇっつーの!」

穂香「嘘つき!」

新城「……ずいぶん、でけぇ声出るようになったじゃん」

穂香「……え?」

新城「ははっ。びっくりした。ついさっきまで、か細い声で『やめてください〜』とか言ってたヤツとは思えねー」

穂香「あ……」

新城「さ、そろそろ本気で探そうぜ。お前のじじいが不審に思って突入してこないとも限らないし」

穂香(……はぐらかされちゃった……)

新城「高いトコのやつは俺が見るから。無理すんなよ?」

穂香「はい……」

新城「……高さ三十センチぐらいっつーから、この箱ではないかな……」

穂香「あのさ、レオ……」

新城「ん?」

穂香「ありがとう。私……レオに会えて良かった……」

新城「なんだよ、改まって……」

穂香「……べつに」

新城「お、それっぽい箱、発見!」

穂香「ホント!?」

新城「サイズ的にも、これじゃね?」

穂香「……この箱だったかなぁ?」

新城「え、穂香、箱の見た目とか覚えてんの?そういうことは早く言えって!」

穂香「な、なんとなくしか覚えてないから……」

新城「なんとなくでもいいよ。どんな感じの箱?」

穂香「ウォルナット材の、結構重い箱だった気がする」

新城「だったら、日に当たると色が薄くなるはずだ。女神が作られたのは18世紀前半。古い割に浅い色をした木製の箱にターゲットを絞れる」

穂香「そっか……!レオ、すごい!」


【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]8話(後半)へ続く


●出演キャラクター

新城玲央(しんじょうれお)27歳:怪盗
三井穂香(みついほのか)22歳:新人学芸員

●声優および制作クリエイター

シナリオ:藍沢涼
イラスト:和音ハカ
男性声優:柊唯也
女性声優:澤江まゆき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    オススメゲーム

    ニュース設定