梅雨明けを迎えると、さらに厳しい暑さが待っています。冷たいビールやスムージー、冷えたスイカやアイスクリーム、女子にとってはどれもが甘い誘惑ですよね。「暑いし、気分はいいし、まいっか!」こんな風に冷たいものをお腹に入れ続けると、腸がびっくりしてトラブルを起こすことに。そんなとき、胃腸を温めてケアしてくれる優秀なハーブティーをご紹介します。
■胃腸にやさしいハーブティー4選
人気No.1「ジャーマンカモミールティー」
「お腹の調子が悪いかも……」と思ったときのファーストチョイスは「ジャーマンカモミールティー」。世界中でもっとも愛されているといっても過言ではないハーブティーのひとつで、胃腸炎や胸焼け、冷え性からくる生理痛などにもオススメです。ペパーミントとの相性も抜群なので、ブレンドすると味わいも香りも深まります。
飲み心地スッキリ「ペパーミントティー」
メントールの香りが爽やかな「ペパーミントティー」。抗菌、抗酸化力が高いため、胃腸や肝臓のトラブルによるお腹の痛みを抑えてくれる作用があります。夏バテでやる気のおきない午後に飲むと、中枢神経を刺激して眠気を吹き飛ばし、脳の働きを活性化してくれますよ。多数のハーブと相性もよく、ブレンドのアクセントとしてもGOOD。
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ふんわり香る「シナモンティー」
東西の伝統医学で使われてきたスパイスハーブの「シナモンティー」。血液循環を高めて、夏冷えした身体を温める作用があるほか、消化を促して弱った胃腸を回復させてくれます。スパイシーな風味が苦手な方やお子さまには、甘味のあるオレンジピールやステビアリーフなどをブレンドすると、飲みやすくなります。
独特な風味「ラベンダーティー」
ラベンダーといえば精油、と考える人が多数かと思いますが、実はドライハーブを使ってお茶としても美味しくいただくことができます。ラベンダーの主成分である酢酸リナリルは荒れた胃腸を癒やすだけでなく、その清楚な芳香でこわばった身体をやさしくほぐしてくれます。
「暑い中、熱いお茶を飲むのはちょっと……」という方は、熱湯で煎れた後に小さな氷を落としてみてください。熱さが弱まり、抵抗なく飲めますよ。夏に身体を冷やしてしまうと、その後の秋冬で一気に「冷え症状」が出ることがあるので、注意しましょうね。(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)
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