【アニメキャラの魅力】犬夜叉一行のマスコット！？子狐妖怪「七宝」の魅力とは？『犬夜叉』

「犬夜叉」と「かごめ」が最初に出会う旅の仲間「七宝」。その愛くるしい外見から、「雲母」と並ぶ作中のマスコット的存在になっています。純粋な妖怪でありながら臆病な性格（とはいえ、冥加よりは勇敢ですが）で、戦闘要員としてはやや頼りない面もある七宝ですが、その可愛らしさは作中随一です。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■父の仇を追って

　ストーリー序盤、犬夜叉が父の仇・飛天、満天兄弟を倒した事をきっかけに旅に同行することになった七宝。前述の通り臆病な七宝ですが、「父の仇を取りたい」という思いはとても強かったようです。それもそのはず。七宝の父は、他ならぬ七宝を兄弟から守るために亡くなったんだそうです。結局一人では力及ばず犬夜叉の力を借りることになったわけですが、その強い意志が犬夜叉の心を動かしたということでしょう（もっとも、犬夜叉としては「かごめが満天にさらわれたから」「兄弟が四魂のかけらを持っていたから」というなりゆきもあるのですが）。

■意外と勘が鋭い

　見た目は小さな子どもですが、半妖の犬夜叉とは異なり純粋な妖怪です。「〜じゃ」など少し古風な話し方とませた性格で、時折誰も（一行の頭脳的存在の弥勒でさえ）気付かないような事を口にします。また、犬夜叉が桔梗とかごめの間でどっちつかずの態度を取っている時は、誰も言わずにいた核心を突く一言を犬夜叉に突きつけ、選択を迫る場面も。殴られてしまうことも多いですが、その言葉に他の仲間が助言を足したり、犬夜叉が背中を押されたりといったことも多々あります。

■恋多き妖怪！？

　犬夜叉は桔梗とかごめ、弥勒は珊瑚との恋愛模様が描かれていますが、七宝にも恋愛エピソードはあります。例えば戦で兄を失った人間の少女「サツキ」にはかなり感情移入し、四魂のかけらを渡してしまうこともありました。また、アニメ版限定のエピソードとして飛天・満天兄弟の妹、蒼天とのやりとりも。蒼天は元々七宝を仇として追っていたのですが、ひょんなことから七宝を気に入るように。七宝からクレヨンをプレゼントされ（元は七宝がかごめからもらったもの）、以来大事に持っているというエピソードはとても可愛く微笑ましいです。

　幻術を扱い、様々なものに変身できる「七宝」。珊瑚が登場する前は、ピンク色の丸い姿に変身して犬夜叉やかごめを乗せて移動することもありました。その可愛らしく魅力的な姿、ぜひ一度ご自身の目でお確かめ下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者：凛廻（キャラペディア公式ライター）