【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]2話(前半)「威勢だけはいいですね」

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2015年07月24日 12:30  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●2話(前半)「威勢だけはいいですね」


白石「いやぁ、それほどでも」

結城「ほめてない!さ、そんなアホなことやってないで筆箱だしてください」

白石「へ、なんで?」

結城「数学だけですが、僕が教えます」

白石「えー数学」

結城「文句言える立場じゃないでしょう!」

白石「はーい」

結城「ちょうどここが数学科準備室でよかったですね。テストの過去問から、過去の先生が作った問題集までいろいろありますから」

白石「こんなところに来るんじゃなかった」

結城「つべこべ言わない!準備できましたか」

白石「できましたー」

結城「えっと・・・確かこっちの棚に・・・これだこれ、はい、まずはこの本からやっていきましょう」

白石「了解です!!・・・ってこれ小学2年生の計算ドリルじゃん!!」

結城「なにか問題でも?」

白石「さすがに私もそこまでバカじゃないよ!」

結城「いや、さすがに1年生の足し算引き算は悪いと思ったので、掛け算から始めようかと」

白石「完全に私のことバカにしてるでしょう!」

結城「まぁ否定はしませんけど」

白石「もっと生徒のこと信用しろー!このバカ教師!」

結城「できの悪い生徒の居残りに付き合っているなんて教師の鑑でしょう」

白石「ぐぬぬぬぬ」

結城「さ、とりあえずどこまでできるか見るので、この計算ドリルを数ページでいいからやってみてください」

白石「こんなもの超簡単にクリアしてやる!・・・えーっと何々・・・次の九九を計算しなさい・・・うわぁ7の段とか超難関だよぅ」

結城「さっきバカにするなって言ってましたよね」

白石「待って!大丈夫だから!えーっとしちいちがしち・・・しちにじゅうししちさんにじゅういち」

結城「すべての問題をそうやって1から順にやっていくんですか?」

白石「昔から7の段だけよくわかんなかったんだよね・・・他の段ならできるんだけど」

結城「九九も応用力ですよ。他の段ができるなら、例えば1の7×4を逆にして4×7でも同じ結果が出てくるわけですから」

白石「なるほど!じゃあ1はしひちにじゅうはちだから28だ!」

結城「そのとおり。じゃあ2問目以降もちょっとやってみてください」

白石「ふっふっふ、やり方さえわかってしまえばこっちのもんよ!」

結城「威張れるほどのものでも」

白石「うをりゃあぁぁ!」

結城「威勢だけはいいですね」

白石「できた!あってる?」

結城「ちょっと待ってくださいね・・・・うん、全問正解です」

白石「わーい!ほめてほめて」

結城「これくらい高校3年生なら当たり前です。むしろできないほうが問題ありです」

白石「ぶーぶー。私は褒められて伸びるタイプなんだよー」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]2話(後半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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