(C)CHARAPEDIA世の中には非常にイケメンにも関わらず、そのイケメンですらカバー出来ない程に性格に難のある男性の事をこう呼びます。“残念イケメン”と・・・。「狗神」も、まさにそれに該当する一人でしょう。整った顔と涼しげな切れ長の美しい瞳。ただでさえ男子のスーツは七難隠すと言われているのに、七難も無い狗神が着ればもう鬼に金棒なのです。・・・今回は、そんな残念イケメンの「狗神」の魅力についてご紹介いたします。
【最新ランキング】最終回にもっとも衝撃を受けたアニメ・漫画 TOP20!【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■我が君の為ならば!
彼は非常に偏愛精神が強く、こひなちゃんに対してはもう異常を通り越して神がかった(一応神様なので神ががっているのかもしれませんが)執着でこひなちゃんを追い掛け回します。こひなちゃんに大切にされている人は全員消え失せてしまえば良いと本気で思っていますし、もっと言えばこの世はこひなちゃんさえいれば全然オッケー位に思っているようです。神様のハズなのですが、その力の使い方も非常に偏っており、常にこひなちゃんの為になる事、邪魔者を消し去る時、コックリさんをいびる時にしか使いません・・・。
また、少しでもこひなちゃんに愛されたい、抱き締められたい、傍にいたいという狂気的な考えから生まれたのが愛くるしいまんまる狗神のフォルムです。こひなちゃんに愛される為だけを思って“萌え”を詰め込んだと本人も自負しています。その作戦が功を奏してか、一応はこひなちゃんも可愛いと認めているようです。
■我が君以外は・・・
見た目はイケメン、そして言葉遣いも丁寧なので、一見すると紳士に見えるのですが騙されてはいけません(真顔)。彼は常に我が君であるこひなちゃん以外には見向きもしませんし、こひなちゃん以外には丁寧語ながら暴言しか吐きません。何度コックリさんが餌食になった事か(遠い目)・・・。
性格のひん曲がり方が尋常ではない為、告白されてもすぐにアラが露呈してドン引かれるの繰り返しです。しかし、本人は至って気にする様子はありません。我が君は別に自分に対してドン引いてないのですから。彼の中の良心は、いつでも何でもこひなちゃんなのです。
■寂しがり屋!?
実はこんなワガママ自己中全開男子「狗神」も意外と寂しがり屋。あれだけ強がって超毒舌な彼だって人並みに寂しく不安になったりする事もあるのです。前世の記憶が曖昧で、性別が行ったり来たりする「狗神」。どっちつかずの自分を一番気にしているのは本人なのかもしれません。素直になりたいのになれないツンデレ・・・、そう考えるとワガママや毒舌も少し可愛く思えて来ませんか?
狗神は一見ギャグ要員で、性格も超絶悪いので勘違いされがちですが、心の底では(ほんの少しだけ)コックリさんの事も認めており、それでも素直になれない彼は今日も嫁姑バトルを勃発させるのです(笑)。独りぼっちだった彼の世界。今はもう賑やかで家族のような絆で結ばれた明るい日々へと変貌しています。こひなちゃんを大切にしながら、はっきりとした自分を見つけられる様にこれからも応援していきたいですね。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:める(キャラペディア公式ライター)