【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]2話(後半)「威勢だけはいいですね」

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2015年07月25日 11:10  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●2話(後半)「威勢だけはいいですね」


結城「これくらい高校3年生なら当たり前です。むしろできないほうが問題ありです」

白石「ぶーぶー。私は褒められて伸びるタイプなんだよー」

結城「じゃあ、次の面問題ができたら褒めてあげますよ」

白石「ホント?よっしゃ!どんな問題でもかかってこーい」

結城「次はこの問題に取り掛かってみましょうか」

白石「うお!中学1年生の数学・・・いきなり難易度があがったんだけど」

結城「まずは飛ばし飛ばし問題を解いていって、どこまでなら理解しているのか探します」

白石「うー・・・でもお兄ちゃんに褒めてもらうために頑張るかぁ」

結城「お兄ちゃんではなく先生」

白石「はーい先生」

結城「じゃあこの正負の計算問題からやっていきましょうか」

白石「任せなさい!え〜っと・・・こんな感じかな?」

結城「見せてください・・・え〜・・・残念ながら全問不正解です」

白石「うそ!?」

結城「嘘ついてどうするんですか。マイナスの意味とかちゃんと理解してます?」

白石「マイナスは悪いやつ!プラスはいいやつ!」

結城「何ですかそのイメージは」

白石「え、ちがう?」

結城「あっている様で違います」

白石「うーんよくわかんない」

結城「じゃあ、そのいいやつ悪いやつで考えてみましょうか。まず、足し算と引き算ですが、これはいいやつと悪いやつの世間の評判だと思ってください」

白石「評判?」

結城「いいやつがプラスの行いをすると世間の評判は上がりますね?」

白石「いいやつだから当たり前だね」

結城「じゃあ悪いやつが悪いことをすると、評判は?」

白石「どんどん悪くなる」

結城「そう、だからどんどんマイナスが大きくなるわけです」

白石「なるほど!」

結城「次に掛け算の場合は魔法を使うと思ってください」

白石「ふむふむ」

結城「マイナス×マイナスの場合は悪いやつにいつもとは逆のことをさせてしまう魔法をかけます」

白石「つまりいいことをさせるってこと?」

結城「そうです。そうすると評判はどうなりますか?」

白石「良くなる」

結城「そう、世間の評判が良くなるのでプラスになる。というわけです」

白石「おぉーなるほど」

結城「じゃあプラス×マイナスは?」

白石「いいやつにいつもと逆の悪いことをさせるから、評判は悪くなる」

結城「そうなると?」

白石「答えはマイナスになる!ってこと?」

結城「正解」

白石「やったぁ」

結城「じゃあ今の調子で、さっきの問題をやってみてください」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]3話(前半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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