【アニメキャラの魅力】電脳空間の女王様!?兄の為にもがき苦しむ少女「天沢勇子」の魅力とは?『電脳コイル』

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2015年07月26日 11:30  キャラペディア

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『電脳コイル』の「天沢勇子」は、無愛想で人と関わろうとしませんが、実は暗号屋と呼ばれる電脳メガネの裏ワザを使えるほどのプログラマー。ちょっかいを出してきた人間を叩き潰し、自分の手下として女王様のごとくこき使います。一方で彼女は、意識不明の兄を助けるため、身の危険も顧みず懸命に動き続けます。自身を犠牲にしてまで求める先にあるものは・・・?今回は、そんな「天沢勇子」の魅力についてご紹介したいと思います。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■拒絶された「イサコ」というあだ名

 天沢勇子は、電脳コイルの主人公である「小此木優子」が転校した直後に転校してきました。奇しくも二人の名前はともに「ゆうこ」。小此木優子が“優”子なので“ヤサコ”、天沢勇子は“勇”子なので“イサコ”というあだ名となりました。小此木優子はそれを受け入れましたが、天沢勇子はそれを拒絶。あだ名をつけられたのが嫌だったわけではなく、そういった事に全く興味がないようでした。

■邪魔するものは叩き潰す!

 あだ名を拒否したことからもわかるように、彼女は自分の興味のないものにはとことん無関心でした。それを生意気ととらえたクラスメイトの「ダイチ」は、電脳空間上でちょっかいを出しますが、彼女はこれをあっさりと撃退。その後、リベンジを狙ったダイチとその仲間達は大規模に天沢勇子を攻撃しますが、完膚なきまでに叩き潰されます・・・。実は彼女、暗号屋と呼ばれる電脳メガネの裏ワザを使える凄腕プログラマで、ダイチ達が束になっても敵う相手ではありませんでした。大損害(お年玉12年分!)を被ったダイチ達は、儲け話があるという天沢勇子に従うしかなく、以降天沢勇子はダイチ達に対し女王様のように振舞いこき使う事に・・・。

■すべては兄を助けるため

 天沢勇子には交通事故で意識不明の兄がおり、その兄を助けるために、なんでも願いを叶えてくれるミチコさんという電脳空間にいる存在に会う必要がありました。しかし、そのためには、キラバグという超レアアイテムが必要に。そのためイサコは、ダイチ達をこき使い、また自分の身も犠牲にしながらキラバグを探し続けます。普段は、女王様のように高圧的に接しますが、兄のために動く時はまるで普通の女の子。このツンとデレのギャップが天沢勇子の人気を高めました。

■ヤサコとイサコ

 兄を助けるために動く天沢勇子でしたが、実は彼女の協力者の陰謀によって操られていたのでした。窮地に陥る天沢勇子でしたが、小此木優子により助けられます。そしてすべては、天沢勇子と小此木優子の過去の因縁により発生した事が判明・・・。天沢勇子は、小此木優子を仲間として受け入れるのです。「友達というのはよくわからないから仲間だ」というのはいかにも天沢勇子らしい表現ではないでしょうか。

 その後、彼女はまた転校し小此木優子と別れますが、電話で「私はイサコ・・・名付け親はあんただ」と、拒絶したイサコという名も受け入れます。ここにきてようやく「ヤサコとイサコ」となった訳です。最後に強烈にデレました。

 電脳コイルは、メインキャラが小学生ということで、主人公の小此木優子やダイチは、子供っぽく描かれていますが、天沢勇子だけは他の登場人物と違い、少し大人っぽく描かれています。その不思議な大人っぽさや女王様キャラ、ツンデレ属性も相まって、『電脳コイル』では絶大な人気を誇った「天沢勇子」。作品は完結していますが、もしも続編観る事が出来たら、成長したイサコ様がどうなっているのか、とても興味深いですね。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)

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