【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]3話(前半)「一石二鳥じゃないですか」

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2015年07月26日 11:30  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●3話(前半)「一石二鳥じゃないですか」


結城「正解」

白石「やったぁ」

結城「じゃあ今の調子で、さっきの問題をやってみてください」

白石「よーし・・・えっと、ここはいいやつが悪いことをするから・・・で、次のは悪いやつにいつもどおり悪いことをさせるから・・・できた!どお?」

結城「え〜っと・・・うん、完璧です」

白石「わーい。約束どおり褒めて」

結城「半分、僕が手伝ったような気もしますが、まぁいいでしょう。よくできましたね。」

白石「・・・それだけ?」

結城「それだけとは?」

白石「頭もなでて、よしよしってやってよー」

結城「な!?そんなことできるわけないでしょう!」

白石「褒めてくれるっていったじゃんー」

結城「だから良くできましたって褒めたじゃないですか」

白石「そんなのたりないー!よしよしってしてー!」

結城「学校でそんなことできるわけないでしょう」

白石「やだやだー!だれも見てないんだからいいじゃん!」

結城「いや、でも・・・」

白石「なでなでしてくれたら、もっと勉強頑張っちゃうから、ね?」

結城「はぁ・・・しかたありませんね」

白石「わーい。やったぁ」

結城「よく頑張りましたね。よしよし」

白石「えへへへ」

結城「まったく・・・昔からわがままで頑固なのはかわりませんね」

白石「そのわがままに付き合ってくれるところが、昔からお兄ちゃんの良い所だよね」

結城「その自分の甘さが時々嫌になりますよ」

白石「わがままついでにもうひとつ言っても良い?」

結城「ダメって言っても言うんでしょう?」

白石「付き合い長いだけあってわかってるね!」

結城「で、なんですか?」

白石「やっぱり昔みたいに敬語じゃなくて普通に喋ってよ」

結城「・・・」

白石「お兄ちゃんが先生としてちゃんとしたいってのもわかるけど、私にとっては先生の前に幼馴染のお兄ちゃんだもん」

結城「わかりました。じゃあこの問題が解けたら敬語をやめましょう」

白石「えー!ここに来て交換条件!?今完全に敬語やめてくれる流れだったでしょう」

結城「世の中そんなに思い通りには行きません」

白石「ちぇー」

結城「問題に正解すればいいんだから簡単でしょう。問題も解けて、お願いも聞いてもらえるなんて一石二鳥じゃないですか」

白石「あーもう!こうなりゃバカの底力みせてやる!」

結城「とっても浅そうな底力ですね」

白石「うっさい!いちいち一言多いんだから」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]3話(後半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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