【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]3話(後半)「一石二鳥じゃないですか」

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2015年07月27日 11:50  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●3話(後半)「一石二鳥じゃないですか」


白石「うっさい!いちいち一言多いんだから」

結城「はいはい、すみません。じゃあ問題解いてください」

白石「う・・・グラフの問題かぁ」

結城「言っておきますけど、難易度はさっきと同じ中学1年生レベルですからね」

白石「よーし・・・え〜と確かグラフの問題はxが0の時のyの値を求めて・・・で、こうして・・・こんな感じでどうだ!」

結城「じゃああってるか見てみましょうか」

白石「・・・どう?」

結城「・・・残念ながら」

白石「あ〜やっぱりダメだったかぁ」

結城「正解」

白石「へっ?」

結城「だから、正解だったよ」

白石「ほんとに?」

結城「まさか正解するとはなぁ、もっと難しい問題にしておけばよかった」

白石「ビックリさせないでよ!」

結城「俺にとっては残念な結果だよ」

白石「もー!でもやってやったぜ!ちゃんと名前も南って呼んでよ」

結城「はいはい。よくがんばったな、南」

白石「うん。やっぱりこっちの喋り方のほうがしっくりくるね」

結城「敬語を喋るまじめな結城先生の方が様になってるだろ?」

白石「私にとってはお兄ちゃんが敬語なんて最初は鳥肌ものでしたけど」

結城「ははっ、ひどい言われようだな。これでもちゃんとしなきゃって頑張ってたんだけどな」

白石「もっと普通な感じじゃダメなの?」

結城「まぁ、これが俺なりの目指す教師の形というかやり方みたいなもんだ」

白石「ふーん。でも今度からは私といるときは敬語禁止だからね!」

結城「約束どおり今日敬語にするのはやめるけど、明日以降も約束した覚えはありません」

白石「な!それって卑怯じゃない!?」

結城「ははっ、敬語をやめさせたかったら、また次も数学の問題といてみな」

白石「また、私に奇跡を起こせというのか」

結城「高校3年生が中学生の問題を正解するのは奇跡じゃないだろ・・・というかこのレベルの問題なら100発100中で正解するようにしてくれないと俺が困るんだけど」

白石「そこまで行くにはもう少し時間をください!」

結城「受験は待ってくれないんですけど」

白石「善処はします」

結城「あ、受験で思い出した!お前、進路はどうするの?」

白石「なぜ、突然進路相談!?」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]4話(前半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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