【アニメ漫画キャラの魅力】思いが全く伝わらない！？悲劇の美少女「宇宙巡」の魅力とは？『生徒会の一存』

『生徒会の一存』の「宇宙巡（うちゅうめぐる）」は、「杉崎鍵」と同じ２年Ｂ組の生徒です。北海道にいながらタレント活動をしており、テレビにも出演する美少女。ひょんなことから「杉崎鍵」の事を好きになりますが、その思いは全く伝わらず、逆に恐怖の対象として見られています・・・。今回は、そんな悲劇の美少女「宇宙巡」の魅力についてご紹介したいと思います。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■テレビにも出演する芸能人

　「宇宙巡」は、「杉崎鍵」と同じ碧陽学園２年Ｂ組に所属する生徒ですが、北海道にいながらタレント活動をする芸能人であり、地元のテレビの他、東京に行って仕事をしたりもしています。芸能人になるほどの美少女なので、人気投票で決まる生徒会に入りそうなものですが、実は性格がかなり悪く、そのため生徒会役員選挙で１票も入らないという屈辱を受け、それを見返すために芸能界に入るという、かなり屈折した過去をもっています。

■自分の名字が大嫌い

　彼女は、芸名を「星野巡」として活動しており、普段もなるべく名字を言わないようにしています。弟の「宇宙守」と会わせて、「スペース姉弟」と呼ばれるなど、名字でからかわれることが多かったようで、「杉崎鍵」から名前を聞かれた時も、なかなか本当の名字を言いませんでした。

■杉崎鍵がすごく好き！でも・・・

　初めて「杉崎鍵」と会った時は、中学時代を引きずり暗かった彼を見下していました。しかし、「宇宙巡」が失踪した時に、杉崎鍵が３日３晩寝ずに探し続けた事を聞き、それまでの態度を改め、彼を好きになります。そして、事あるごとにアプローチをかけますが、ことごとく失敗・・・。杉崎鍵は、彼女のことを仲の良いクラスメイト程度にしか思っておらず、その“美少女さ”にもまったく気づいていません。それどころか、宇宙巡のアプローチが自分に対する悪意の現れと誤解し、恐怖さえ感じる始末。弟の宇宙守と同じく、好きな人に振り向いてもらえない報われない日々を過ごすことになりました。

　アニメでは描かれていませんが、原作では、最終的に杉崎鍵に振りむいてもらう事が出来ました。そして、杉崎鍵から逆に告白されることに成功し、ヒロインの一員にその名を連ねる事に。生徒会役員以外では唯一の成功者で、クラスメイトで親友であった「椎名深夏」に危機感を抱かせるほど。杉崎鍵に対する積極性では、ヒロインの中で一番と言ってよいでしょう。今後は杉崎鍵を巡って、生徒会役員達との競争になると思いますが、意外と一番優位に立っているのは彼女「宇宙巡」なのかもしれません。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者：しゅるま（キャラペディア公式ライター）