【特撮ヒーロー】大人になった今こそ聴くべし! 「特撮ソング」の魅力4つ

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2015年08月02日 16:11  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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ヒットチャートへのランクインが日常的な風景となり、大規模なフェス形式のイベントも催されるなど、今やこの国の音楽シーンにおいてマスターピースの一つとなった感もあるアニメソング。

【動画】仕事に対するヤル気もアップ!? 『ゴジラ』の勇壮なメロディ

一方で、そんなアニメソングとはまた異なった独自の魅力を放ち、ファンから長きに渡って愛され続けているのが特撮ヒーロー番組や特撮映画の楽曲、“特撮ソング”です。

子ども向けの音楽だと決して侮ることなかれ。大人が聞いても楽しめる……いや、大人になった今だからこそ耳にして、改めてその素晴らしさを知って欲しい特撮ソングの世界。今回は、そんな綺羅星のような名曲たちの聴きどころを熱っぽくご紹介させていただきます!

■ポジティヴでエネルギーに満ちた歌詞が素晴らしい!

まずは、私が特撮ソングにおける一番の大きな魅力だと考えている、その歌詞世界について触れさせていただきます。

特撮ソングの歌詞は、J-POPやアニソンのそれと比べても、とても前向きで力強く、聴いているだけで元気が出るキーワードの使用頻度が高いのが特徴です。

例えば、勇気。例えば、愛。例えば、夢。

こうしたワードは、大人になってしまった今では、ちょっと口にすることや耳にすることに気恥ずかしさを感じてしまうような言葉かもしれません。しかし、そんな熱量をもった言葉たちをストレートにリスナーに届けてくれるのが特撮ソングの良さなのです。

どこまでも真っ直ぐで、ポジティヴなエネルギーを携えた歌詞は、大人たちにもパワーを与えてくれること間違いなし!

仕事で疲れているサラリーマンやOLの皆さん、育児に振り回され余裕が無くなっている世のお母様方。どうか、一度偏見を取り払って特撮ソングの歌詞に耳を傾けてみてください。その力強いメッセージに、きっと元気を貰えるはずですよ!

そんな素敵な歌詞を携えた特撮ソングの中でも、特にオススメの一曲が2005年〜2006年に渡って放映された特撮戦隊ヒーロー番組『魔法戦隊マジレンジャー』のオープニング主題歌『魔法戦隊マジレンジャー』です。

魔法をテーマにした戦隊ヒーローらしく、ファンタジックなモチーフとヒロイックで希望に満ちた歌詞が見事に同居した一曲となっています。まさに、戦隊ヒーローのヒストリーに残る大名曲!

■力強く勇壮なメロディーが活力を与えてくれる!

歌詞の次は、曲に注目してみたいと思います。特撮ソングの楽曲面において、大きな特徴の一つとなっているのが、その曲調の力強さと勇壮さです。

特撮作品主題歌特有のパワフルなメロディーラインは、その歌詞世界と相まって、聴く人に強いパワーを与えてくれます。

昭和の特撮黄金時代における渡辺宙明さんや菊池俊輔さん、伊福部昭さんのような"巨匠"と呼ぶべき大作曲家さん。そして、平成に入ってからも高取ヒデアキさんといった優れたアーティストが登場し、特撮作品の世界で主題歌や劇伴をクリエイトしているのです。

そして、そうした作曲家さんによって生み出された猛々しいメロディーを、水木一郎さんや影山ヒロノブさん、串田アキラさんのような、これまた熱い歌声を持つシンガーが歌にする……そこから生み出されるエネルギーは、疲れた心身を一気にリフレッシュしてくれます。

R&B的なメロウな曲調が重要視される現代的なポップ・ミュージックとはまた違った魅力を有した"ポップ"がそこにはあります。聴くだけでテンションが上がり、心を鼓舞してくれる。そんなガッツに満ちたメロディーは、特撮ソングの大きな聴きどころです!

また、特撮"ソング"だけでなく特撮作品の劇伴にも、勇壮なメロディーによる素晴らしい楽曲が多数存在しています。こちらもチェックしていただいて、出社前や通勤途中に聴いていただければ、仕事に対するヤル気もアップすること間違いなしです!

自分なんかは、仕事に行く前は伊福部昭さんによる平成版『ゴジラvs.メカゴジラ』のメインテーマを聴いて気合を入れています!

■多様な音楽ジャンルにアプローチした音楽性が凄い!

特撮ヒーローの主題歌は、その音楽性が非常に多様性に富んでいることを皆さんはご存知でしょうか? 実は、様々な音楽ジャンルを取り込んだ"攻めた"楽曲が多いのです!

特に、東映が誇る長寿シリーズである戦隊ヒーローの主題歌は、その曲調も実にバラエティー豊か。ちょっと一例をご紹介させていただきます。

この度、放映十周年を記念してオリジナルの新作Vシネマが制作される『特捜戦隊デカレンジャー』のエンディング曲として使用されていた『ミッドナイトデカレンジャー』は、ホーンセクションの入ったロカビリー調の楽曲に御大、ささきいさおさんの歌声が乗るアダルティーなナンバー。

また、『烈車戦隊トッキュウ ジャー』の主題歌ではメロコアやスカコアといったパンキッシュな音楽がヒーロー番組の主題歌に巧みに取り込まれていました。

中には、ラップ調のヴォーカルとサンプリング的なサウンドを用いたヒップホップ・ナンバー『忍者戦隊カクレンジャー』エンディング曲の『ニンジャ! 摩天楼キッズ』といった異色の楽曲も。

『忍者戦隊カクレンジャー』が放送をスタートしたのが1994年。日本語によるヒップホップ楽曲で初のミリオンセールスを記録したEAST END×YURIの『DA.YO.NE』の大ヒットも同じく94年のトピックなので、「ニンジャ! 摩天楼キッズ」は、日本のヒップホップにおける歴史においても初期の楽曲であり、かなり先鋭的な特撮ソングだったと言えます。

このように、特撮ソングでは、様々な音楽ジャンルとのミクスチャーとでも言うべき多彩なサウンドを聴くことができます。この辺りは、アニメソングや声優ソング、アイドルソングにも通じる音楽的魅力。

音楽が好きな方にも、そのユニークな音の世界に是非とも触れて欲しい……と、特撮ヒーローもロックミュージックも両方ともに大好きな自分は願って止みません。色々な音を通過してきた大人だからこそ気付く、気付かされるおもしろさが特撮ソングにはあるのです。

■青春時代に聴いていたあのバンド、ミュージシャンが参加している!

戦隊ヒーローやウルトラマンといった特撮ヒーロー番組のメインターゲットは、当然ながら子どもたちです。一方で、そういったメインの視聴者層を子どもに持つ親御さんへのサービスも、これらの番組はキチンと用意してくれています。

そんな"大人への心配り"として、主題歌に"大人"の目線を重要視したキャスティングを行っているのが、日曜日の朝に戦隊ヒーローシリーズとの二枚看板を長年に渡って担い続けるヒーロー、仮面ライダーです。

2000年の『仮面ライダークウガ』から始まった平成版の仮面ライダーシリーズ。その主題歌には、仮面ライダーが大好きな子どもたちを持つ親御さんの世代にストライクなミュージシャンが多数参加しています。

これまでのテレビシリーズで主題歌を担当したミュージシャンの名前を挙げさせていただくと、DA PUMPのISSAさん、相川七瀬さん、大黒摩季さん、TRFのYU-KIさん、Gacktさん、元SOPHIAの松岡充さんといった、アラサー、アラフォーの方にはジャストな豪華メンバーが平成仮面ライダーの世界をその歌声で彩っているのです。

現在、絶賛放送中で、ストーリー的にもクライマックスに突入した『仮面ライダードライブ』の松岡充さんの曲も大変にカッコ良い!

学生の頃に聴いていたミュージシャンと、大人になって特撮番組の主題歌で再会する。そうした世代的な深みと感慨を与えてくれるのも、特撮ソングの強さ。

こうした楽曲は、親世代にとっては懐かしく、そして、同時に子どもたちには新しく聴こえる素敵なフィーリングを有しています。そうした部分でも平成版仮面ライダーシリーズの名曲たちは大人の皆さんにもオススメできるグレートなナンバーなのです。

個人的には、大黒摩季さんによる『仮面ライダーオーズ/OOO』の主題歌『Anything Goes!』が大にお気に入りでイチ推しの曲。大黒さんのパワフルなヴォーカルを、エネルギッシュなホーンセクションが更に後押しするスカコア調の特撮ソングで、聴けばやる気を貰えること請け合いですよ!

真っ直ぐで熱くて元気になれる歌詞とメロディー、バラエティーに富んだ楽曲、そして、青春時代の象徴であるミュージシャンの起用……J-POPやアニソンとは、また異なる音楽的魅力を持つ特撮ソングの世界。

こうした特撮ソングを子どもたちだけの楽しみにしておくのは勿体ない……いや、寧ろ、大人になった今だからこそ心と感性に響いて、そして、毎日の生活におけるエネルギーを与えてもらえるハズです。

最後に、個人的な思い出の特撮ソングを紹介して、本稿を締めさせていただきます。

『ウルトラマン80』のオープニング曲『ウルトラマン80』は、これまでオーケストレーションを使用していたウルトラシリーズの主題歌で、初めてロックバンドを起用した意欲的なナンバー。

この曲を演奏しているTALIZMANは、タケカワユキヒデさんのバックバンドを務めていた経歴もあるという超本格派のロックバンドで、思えば幼少期に聴いたこの曲が、自分が音楽好きになる"目覚め"を与えてくれたのだと思います。

さ、『ウルトラマン80』を聴いて、明日の仕事も頑張ろうっと!

このニュースに関するつぶやき

  • 超人機メタルダーのOP主題歌・君の青春は輝いているか 最高です。  後、好きなのはウルトラマンサーガの挿入歌・君だけを守りたい〜アスカの歌です。
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  • だからさー。アニソンと特ソンを区別しないでほしいの。ルーツは同じなの。「キャシャーン」「ゲッターロボ」「ザボーガー」「仮面ライダーX」を区別しますか?それと今年卒寿の渡辺宙明先生のお名前がないけど?
    • イイネ!14
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