【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]7話(後半)「気になる子は1人いたな」

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2015年08月04日 11:20  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●7話(後半)「気になる子は1人いたな」


白石「その子に告白したの?」

結城「いや、しなかった」

白石「なんで?」

結城「俺じゃこの子は幸せにできないって思ったからかな」

白石「結構本気だったんだね」

結城「かなり一途に想ってたなぁ」

白石「なんで幸せにできないって思ったの?」

結城「それは秘密」

白石「えー教えてくれてもいいじゃん」

結城「ダメ、俺だけじゃなくてその子のプライベートな問題だからな」

白石「そっか、それは聞けないね」

結城「でもその子には幸せになって欲しいって思ってるよ」

白石「自分がしなくても?」

結城「自分がしなくても」

白石「なんかお兄ちゃんがすごい良いヤツに思えてきた」

結城「今まで俺のことどう思ってたんだよ」

白石「口うるさくて一言多い小姑みたいな?」

結城「さて、職員室にもどるか」

白石「うそうそうそ、相談に乗ってくれて居残り勉強にも付き合ってくれるイケメンです」

結城「よろしい」

白石「困ったときはいつも助けてくれるからお兄ちゃんは私のヒーローみたいなもんです」

結城「っ・・・」

白石「お兄ちゃん?」

結城「いざという時、なんにもできなきゃ意味ないんだよ」

白石「んっ?」

結城「いや、なんでもない、それよりラブレターだな」

白石「うーんどうしよう」

結城「いっそ1回付き合ってみたらどうだ?」

白石「え?」

結城「さっき言ったみたいに付き合ってから好きになる可能性もあるしな」

白石「確かにそうだけど」

結城「それにお互い受験生なら励ましあって勉強もできるし」

白石「うん」

結城「そしたら南も俺に勉強教わりに来なくてもいいしな」

白石「お兄ちゃん?」

結城「なんだったら2人で同じ大学目指すとか漫画みたいで良くないか?」

白石「ちょっと」

結城「志望校も決まるし南も勉強できていいこと尽くめだな」

白石「ちょっとお兄ちゃん!」

結城「ん?」

白石「どうしたのさっきから」

結城「どうしたって、ラブレターのことを真剣に考えて」

白石「違うよ!」

結城「何が違うんだよ」

白石「よくわからないけど・・・お兄ちゃん、なんかさっきまでと違う」

結城「そんなことないだろ」

白石「そんなことあるよ。私なにか変なこと言った?」

結城「いや、南が気にしすぎなだけだって」

白石「じゃあなんで、無理やり私とラブレターくれた人をくっつけようとするの?」

結城「そんなことしてないだろ。俺は純粋に可能性の話をしてるだけで」

白石「じゃあお兄ちゃんは私が付き合ってもいいの?」

結城「それは俺の口を出せることじゃないだろ、南が付き合いたいならそうすればいいし、嫌なら断ればいい」

白石「・・・昔はそうじゃなかったのに」

結城「えっ?」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]8話(前半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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