【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]8話(前半)「忘れるわけないだろ」

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2015年08月05日 11:20  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●8話(前半)「忘れるわけないだろ」


白石「・・・昔はそうじゃなかったのに」

結城「えっ?」

白石「昔はいつも真剣に私のこと考えてくれてたのに」

結城「だから今だってこうして」

白石「今のお兄ちゃんは私から距離を置こうとしてる」

結城「そんなことは・・・」

白石「学校じゃ全然話しかけてくれないし」

結城「それは立場上しかたなく」

白石「学校の外でもなるべく私と会わないようにしてるでしょ」

結城「それは」

白石「私が会いに行っても会ってくれないし」

結城「そうじゃない」

白石「3年前からだよ」

結城「そうじゃないんだ」

白石「やっぱりあのこと気にして・・・」

結城「ちがう!」

白石「・・・ごめん」

結城「いや・・・こっちこそ怒鳴りつけて悪かったな」

白石「うん」

結城「ラブレターのことはまた今度相談に乗るから今日は帰ったらどうだ」

白石「・・・いや」

結城「おまえなぁ」

白石「だって、お兄ちゃん私の・・・私たちのせいでずっと無理してるもん」

結城「無理なんてしてないって、ちょっと疲れてるだけだ」

白石「嘘だよ」

結城「嘘じゃないよ」

白石「私には本当の事言ってよ」

結城「だから本当だって」

白石「来週の木曜日・・・何の日か知ってる?」

結城「・・・南のお母さん・・・京子さんの命日だ」

白石「やっぱり覚えてたんだ」

結城「忘れるわけないだろ」

白石「じゃあなんで去年と一昨年は来てくれなかったの」

結城「・・・会えるわけないだろ」

白石「でも」

結城「あの人は俺が殺したようなもんだ!今更どの面さげて会いに行けっていうんだよ!」

白石「お母さんはそんなこと思ってない!」

結城「南はあの時あの場所にいなかったからそう言えるんだよ」

白石「そんなことない」

結城「真実を知ったら俺を軽蔑したくなる」

白石「じゃあ話してよ」

結城「え?」

白石「私に軽蔑されると思ってたから話さなかったんでしょ」

結城「そんなこと・・・いや、あるのかもしれないな」

白石「勝手に黙って勝手に距離を取ろうとして」

結城「・・・俺は卑怯だな」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]8話(後半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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